南十字星からアジアQZSS(日)/IGSO(中・印)を眺める

グローカルイースト視点
アジアQZS/IGSO軌道モニタ
高橋冨士信 fj鷹@gmail.com

24.6.4 最後のトドメ刺すのか?自動車業界不正認証 週内IG五座BDIG-2,-5太陽合到達? 引き続きIG五座へ向けIG三座とNavIC-1EとQZS-2三国トリプル座貫入中

2024年06月04日 | アジアンQZSS(日)/IGSO(中印)軌道
24.6.4 世界中が日本の自動車業界の不正認証問題の露出に驚愕しています.日本の産業の国際的イメージが激変しかねません.甘い対応では,日本経済の失われた30年の最後の最後のトドメ刺しにならないとも限りません.
国土交通省に任せきるのはなく,岸田首相が正に内閣の首をかけて,関係省庁を率いて一気に認証の改革方針を国際社会に明らかにしながら,今国会中に出すべきでしょう.同時に政治の裏金泥沼問題などを抜本的に改革すべきです.わが国経済は,脚のすくむような,恐ろしい崖っぷちの事態に入りつつあるのかもしれません.

夏至へ向け太陽軌道は北回帰線へ漸近・北上してきています.週内にIG五座の中のBDIG-2,-5は太陽合状態に入るでしょう.IG五座のBDIG-2とBDIG-5の2衛星のβ角プロットは見事に重なっており1本線に見えています.
パラパラ分散型IG五座の中へ,キリッと引き締まったIG三座とNavIC-1EとQZS-2の三カ国衛星のトリプル貫入が継続しています.
QZS-2とNavIC-1EとIG三座のトリプル,そしてQZS-4とIG4?座のダブルは,半年ごとに太陽合が重なり合う複合クロスイベントを引き起こしているようです.


β角プロットを用いてQZSとIGSOのクロス太陽合の前倒し現象を年単位の時空間現象として確認しようとしているところが,ここ数年の本ブログの重要な出発点でした.
QZS/IGSO座群はグローカル・イーストが達成した21世紀の現時点における衛星軌道技術の到達点のひとつでしょう.欧米先進地域でもQZS/IGSO座構築を実現しているところはありません.QZS/IGSO座軌道群のデータリダクションを継続して,記録してゆく意義は大きいと考えます.その応用技術として月面測位技術への応用に未来を見たいと思います.

2024/5/18から以下のN2YOデータベース・アクセスのURLを使用するように改定しました(アンカーKOREASAT-7).

https://www.n2yo.com/?s=42691|37256|37384|37763|37948|41434|42738|42965|40547|41241|43539|44204|40549|40938|44709|44337|49336

N2YOサービスの画面コピーを利用したIGSO/QZS衛星軌道群の地表への射影の16時間分のIGSO/QZS群衛星軌道アニメGIFを記録します.

(1) IGSO/QZSS射影軌道の16時間分の10分毎のアニメGIF


(2) IGSO/QZSS射影軌道の昼間6時間分の2分毎のアニメGIF