南十字星からアジアQZSS(日)/IGSO(中・印)を眺める

グローカルイースト視点
アジアQZS/IGSO軌道モニタ
高橋冨士信 fj鷹@gmail.com

24.6.2 新幹線と紫式部越前へ 週内にIG五座BDIG-2,-5太陽合到達 太陽軌道北回帰線漸近 IG五座へ向けIG三座とNavIC-1EとQZS-2三国トリプル太陽合状態貫入中

2024年06月02日 | アジアンQZSS(日)/IGSO(中印)軌道
24.6.2 全く偶然でしょうが,千年の時空間を超えて北陸新幹線とNHK紫式部が越前に入りました.この弩級の大河名作の時期をNHKが演出したとすればグローカル時空間の歴史に残る快挙でしょう.3回も見直して次々と新発見を喜んでしまう「相棒」のようなワクワク感はNHK大河ドラマでは初めての経験です.清少納言の枕草子執筆のいきさつが脚色であるとしても少納言の定子への熱い思いは見事に視聴者をとらえました.グローカルな大河ドラマの全く新しい感動感覚の出現を喜びたいと思います.

夏至へ向け太陽軌道は北回帰線へ漸近・北上してきています.
週内にIG五座の中のBDIG-2,-5は太陽合状態に入るでしょう.IG五座のBDIG-2とBDIG-5の2衛星のβ角プロットは見事に重なっており1本線に見えています.
IG4?座(暫定)の直線的な南下は止まりつつあります.おそらく夏至前には北上へと急反転がかかるでしょう.
(しばらくはIG四座⇒IG4?座(暫定)としておきます.IG三座が2つできても,なかなかややこしいので)


すばる様?のパラパラ分散型IG五座の中へ,キリッと引き締まったIG三座とNavIC-1EとQZS-2の三カ国衛星のトリプル貫入が継続しています.
QZS-2とNavIC-1EとIG三座のトリプル,そしてQZS-4とIG4?座のダブルは,半年ごとに太陽合が重なり合う複合クロスイベントを引き起こしているようです.

β角プロットを用いてQZSとIGSOのクロス太陽合の前倒し現象を年単位の時空間現象として確認しようとしているところが,ここ数年の本ブログの重要な出発点でした.
QZS/IGSO座群はグローカル・イーストが達成した21世紀の現時点における衛星軌道技術の到達点のひとつでしょう.欧米先進地域でもQZS/IGSO座構築を実現しているところはありません.QZS/IGSO座軌道群のデータリダクションを継続して,記録してゆく意義は大きいと考えます.その応用技術として月面測位技術への応用に未来を見たいと思います.

2024/5/18から以下のN2YOデータベース・アクセスのURLを使用するように改定しました(アンカーKOREASAT-7).
https://www.n2yo.com/?s=42691|37256|37384|37763|37948|41434|42738|42965|40547|41241|43539|44204|40549|40938|44709|44337|49336

N2YOサービスの画面コピーを利用したIGSO/QZS衛星軌道群の地表への射影の16時間分のIGSO/QZS群衛星軌道アニメGIFを記録します.
(1) IGSO/QZSS射影軌道の16時間分の10分毎のアニメGIF


(2) IGSO/QZSS射影軌道の昼間6時間分の2分毎のアニメGIF