南十字星からアジアQZSS(日)/IGSO(中・印)を眺める

グローカルイースト視点
アジアQZS/IGSO軌道モニタ
高橋冨士信 fj鷹@gmail.com

2018 04/15-04/16 おはようYRP、IGSO/QZSSがグローカル?ブレークスルー IGSO&QZS ubx24時間並行モニタ・アニメGIF@北多摩

2018年04月16日 | おはようYRP UBX スカイプロット
2018 04/15-04/16
360°視界が広がるYRP屋上でのQZSS/GNSS UBX24時間データにIGSO&QZS Orbitsを並行させたアニメGIFです。インドも既にIGSO2機を東アジアに投入済みです。GPS・BDSともにMEOは、連続お手玉湧き出し運動状態の煙幕ともいえ、MEOを除いた左側Orbits図の方が、QZSSを取り巻く東アジアのGNSS状況・情勢をよりリアルに濃密に正確に表現していると考えます。

21世紀に入り、わが国が主導してきたQZSS技術はGPS補完という受け身技術というよりも、グローバルとローカルを繋ぐインターフェイスとしての壁を突き破る役割を果す斬新なブレークスルー技術として位置づけるべきではと考えます。

別ブログページなどにて論じる予定ですが、IGSO/QZSSこそがGNSS測位におけるグローカル技術そのものであり、IGSO/QZSSの効果的なグローカル触媒アルゴリズムがGNSSの次のブレークスルーにつながると予想します。


2018 04/15-04/16 IGSO&QZS Orbits↑+YRP屋上アンテナ+u-blox↑M8Nスカイプロット並行24時間モニタアニメを記録します。グローカル技術の重要性を示すためデータ取得・記録を継続します。

アラートONながらB17のこれまでにない中心経度の単独IGSO運動は注視が必要です。単独機IGSOではグローカルな役目を果たせず、並走する同中心経度の相棒IGSOが必要と考えます。今後どの段階でB17がアラートOFFになるのかどうかにBDSS陣営のIGSO戦略が見えると思いますので、着目します。

インドも既にIGSO2機を東アジアに投入済みです。インドまで乗り出してくるとなると、東アジアにおける測位衛星の世界は椅子取りゲームそのものであり、またIoT/5Gの主導権をめぐる基盤技術碁石の打合いそのものの世界でもあります。YRPがスマホ・モバイルGNSS技術開発をグローカルな立場で本気で踏ん張るべき出番だと思います!
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