「オバマ暗殺」という柘植久慶の小説を読みました。
なかなかハードな小説なのですが、柘植作品の面白いのは、実体験に基づく軍事の詳細な描写だけではなく、細かい知識・ウンチクが随所にちりばめられていることです。
今回、一番驚いたのが、「シュワルツェネッガー」の本来の意味です。
小説中にはその意味が端的に述べられていましたが、いろいろとうんちくを調べてみたので、長々と語らせていただきます(笑)
もちろん、これはターミネーターでおなじみの、カリフォルニア州知事、アーノルド・シュワルツェネッガーのことですが、彼の本名は、アーノルド・アロイス・シュワルツェネッガー(Arnold Alois Schwarzenegger)といい、オーストリア出身(ドイツ語圏)です。
Schwarzeneggerという苗字を分解すると、
Schwarze + neggerになりますが、
Schwarz(e)は黒いとか不吉なという意味です。
シュヴァルツヴァルト=黒い森
シュバルツ・ヘルツ =黒い心臓
ちなみに、ゲームのシュヴァルツシルトは=黒い(不吉な)子供と思われます。
neggerは、それ自体では該当の単語はありませんが、
negerはニグロ(英語だとnegro)、つまり黒人を意味します。
これは、ラテン語で「黒」を意味するnigerに由来するそうです。
(国名のニジェール (Niger) とナイジェリア (Nigeria) も同じ由来です)
まあ、長々と書きましたが、要は、
シュワルツェネッガー=「黒い黒人(Black negro)」になるということです。
凄まじい苗字ですが、これが本名というのも驚きです。。。
AMAZON:オバマ暗殺
なかなかハードな小説なのですが、柘植作品の面白いのは、実体験に基づく軍事の詳細な描写だけではなく、細かい知識・ウンチクが随所にちりばめられていることです。
今回、一番驚いたのが、「シュワルツェネッガー」の本来の意味です。
小説中にはその意味が端的に述べられていましたが、いろいろとうんちくを調べてみたので、長々と語らせていただきます(笑)
もちろん、これはターミネーターでおなじみの、カリフォルニア州知事、アーノルド・シュワルツェネッガーのことですが、彼の本名は、アーノルド・アロイス・シュワルツェネッガー(Arnold Alois Schwarzenegger)といい、オーストリア出身(ドイツ語圏)です。
Schwarzeneggerという苗字を分解すると、
Schwarze + neggerになりますが、
Schwarz(e)は黒いとか不吉なという意味です。
シュヴァルツヴァルト=黒い森
シュバルツ・ヘルツ =黒い心臓
ちなみに、ゲームのシュヴァルツシルトは=黒い(不吉な)子供と思われます。
neggerは、それ自体では該当の単語はありませんが、
negerはニグロ(英語だとnegro)、つまり黒人を意味します。
これは、ラテン語で「黒」を意味するnigerに由来するそうです。
(国名のニジェール (Niger) とナイジェリア (Nigeria) も同じ由来です)
まあ、長々と書きましたが、要は、
シュワルツェネッガー=「黒い黒人(Black negro)」になるということです。
凄まじい苗字ですが、これが本名というのも驚きです。。。
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ラテン語のnigerを起源とするということで、ドイツ語とラテン語の混じったということをいいたかったわけではありません。
ゲルマン系の言葉とラテン系の言葉の違いは承知しています。
ドイツ語に堪能な方からのご指摘のようですね。
あんまり詳しいことはわかりませんが、同じくドイツ語に堪能な柘植氏の言葉遊びみたいなものなのかもしれませんね。
管理人さんのほかの記事をよませていただいて、ゲルマン系ラテン系の混同をされるような方ではない事はよく解りました。また、柘植氏の言葉遊びとすると合点がいきます。(柘植氏、映像、それも3Dで思考できる方のように思われますので、字を見た瞬間の発想?)
誤解を与えるような表現でたいへん失礼しました。
スイスで、ドイツ語に自信がなく、英語でオレンジを注文して通じませんでした。ああ、オランジか、と言われました。
カイゼルなどラテン語直輸入の言葉もありますので、ゲルマンラテンの混じった名前もあるかも知れません。これもお詫びします。ペーターゼンなどヘブライ語と混じってますし。