上下斜めマニアの自撮り齋藤と申します。
あと一駅で秩父鉄道終着駅の三峰口ですが、その一駅手前にあるのが白久駅です。本数が少ない区間なので、終点で折り返してくる列車を待っている間に駅前をサクッと探訪。鉄道旅におけるひとつのテクニックであります。
白久駅
白久駅は、秩父鉄道のなかで乗車客数が一番少ない駅だそうですが、地元の方のほか、ハイキングコースへの入り口、秩父札所30番法雲寺の入り口としての利用があります。ほかに目立ってなにかあるような駅ではないのですが、過去に秩父鉄道が運営する「秩父スケートセンター」がありました。当時は県内随一の1週400mもある本格的な屋外スケート場ということで、沿線の方のほか、冬の期間は東武東上線池袋から直通で「銀盤」号なる特急列車も走ってきていたそうです。
白久駅
「秩父スケートセンター」と「銀盤号」について、もっと掘り下げて調べてみたのですが、思い出話以外詳しいことは出てきませんでした。スケート場の閉鎖は平成元年10月7日ということで、わりと最近だなという印象をもちましたが今からもう30年以上も前のことなんですよね。今は更地になっているとのことでした。
また、「月ケ峰キャンプ場」というのも過去にあった施設として出てきました。調べていて興味深かったのが、検索エンジンで「月ケ峰キャンプ場 荒川」と調べたらマニアフェスタに出展されていた『記念スタンプマニア』さんのページに行きつきました。繋がるものですね。白久駅の駅スタンプには、今はなき「秩父スケートセンター」と「月ケ峰キャンプ場」が入っているんです。このスタンプのデザインから勝手に推測すると、昭和50年代くらいにつくったものではないかと思ったりしました。
白久
秩父のことが好きになっています。誰もいない、何もない場所での自撮りは、わりとはかどるようで勇気が必要です。油断をしていると遠くから人の視線があったり、迎えの車が駅に横付けされたりと。いろいろあります。