コロナ対応について今までも色々書いてきましたが、この記事は日本のとってきたコロナウィルスに対する対策を技術面から解説していて、わかりやすかったてす。
前半は安倍総理が
「コロナウィルスは第三次世界大戦」
と表現したことに合わせてコロナ対策を戦争に見立てて、
・リーダーの不在
・索敵(PCR検査)の不足
・自国の科学技術に対する知識不足
を挙げて、「科学技術的に敗戦」と論じています。
国民による自粛や3密などは「防衛策」であって、相手に打ち勝つための対策ではない。
ウイルスという見えない相手に直接に対峙するには科学技術を用いるしかないわけで、戦争として捉えたら科学技術を用いた対策は日本は完全に負けている
というわけです。
確かに日本の今の状況を考えたら
防空壕や避難所に退避する「防衛策」で相手の弾薬が切れたので、補給されるまでの間家に戻れた
という状態なのかもしれません。
PCR自動検査機は日本で作っているのにを未だに導入しないし、前記事で書いた行政のオンライン化が出来ていないための給付遅れも技術的な問題が大きいです。
他国で実用化されているコロナ感染者追跡アプリやマスク流通可視化アプリなどもやっと着手するかという状態。
また記事内で触れている和泉洋人首相補佐官のような存在も気になります。
彼は色々な問題を起こして有名ですが、肩書は
「国土強靱化及び復興等の社会資本整備、地方創生、健康・医療に関する成長戦略並びに科学技術イノベーション政策担当」
だそうです。
明らかにコロナに広く関わり、日本の科学技術にも関わる役職のはず。こういう人が今回どんな働きをしたのか?という検証もあっていいと思います。
他国が行う都市封鎖や罰則付きの外出制限が無くても日本国民はちゃんと自粛出来る事はわかりました。
そうならば、今議論するのは憲法改正による緊急事態制限ではなく、全く機能しなかった技術面のいち早い建て直しだと思います。
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