禁煙と挫折と政治と

禁煙を目指すブログのはすが、政治の話が多くなってます。禁煙は失敗と再チャレンジを繰り返し継続中。。

最新の新型コロナ事情その2

2020-06-26 16:26:47 | 日記
東京の今日の感染者数は54人と発表されました。

朝のニュースで「アメリカの新規感染者数四万人」とあったので、それに比べたら、、と思った時、ふと

検査数ってどうなってるんだろう

と思い調べてみました。


日本のPCR検査数は保健所でやった分、民間でやった分など分けられていたり、「実施件数」と「検査人数」で分けていたりと分かりづらいのですが、あるメディア独自の集計で

6月19日で7330人

とありました。

あれ?1日二万件やるんじゃなかったの?というところですが、総理が「二万件できるとしても二万件やるとは限らない」と言っているので、、こんなものなのかな。


対してアメリカ。四万人の新規感染者ということは検査数は一体、、と思ったら。。

1日あたり30万件〜40万件

だそうです。

さらに「正常に経済を維持するには50万件必要」としているとのこと。


もともと大きな差がありましたが、この2ヶ月でここまで差がつきました。

「PCR検査は必ずしも必要ではない」

とも言われますが、人口差2倍に対して検査数は57倍。これで本当に良いのでしょうか?


アメリカは400000件の検査数で40000人の新規感染者で、日本は7300件で53人。

比率で言えば日本はアメリカより低く、しかもクラスター追跡での検査が多いので、アメリカにくらべれば数字上は確かに感染者が少ないと見ることができます。

でもあまりに検査数(分母)が少な過ぎて、誤差があるかどうかもわからない。比較すること自体がナンセンスになってしまう少なさです。


アメリカみたいにとにかくやれ、とは思いませんが、各国と比較が出来るくらい(それが最低でも20000件なんだと思います)のPCR検査をしないと各国と比較すらできません。


PCR検査は手間も時間もかかる、と盛んに言われますが、アメリカでは400000万人の検査を1日でやってるんですから、日本でもその10分の1くらいは普通にできるんじゃないのかな。。











最新の新型コロナ事情と不安

2020-06-26 14:52:30 | 日記
今回は政治を離れて新型コロナについて思っている事を書こうと思います。



最近、東京で新規感染者がまた増えています。報道では盛んに「夜の街」=新宿歌舞伎町での拡大を言っていますが、東京の繁華街の中だけで感染拡大、なんてことがあるでしょうか。


新宿区在住の人は少なく、歌舞伎町で働く人達も他の地域から働きに来る人が6割以上だそうです。

ホストやホステスも、通うお客も、多くは新宿に住んでいるのではなく他の地域から来ています

またホストやホステスも普通の人。仕事時以外はスーパーにも行くしコンビニにも行きます。電車にも乗るし友達と飲み屋にもカラオケにも行くでしょう。

お客は言わずもがな普通の会社員がほとんどでしょう。


そういう人達が「夜の街」だけで感染拡大させて、普段の生活では拡大させないなんてことがあるでしょうか。



実際に先日は企業オフィスでのクラスターが確認されましたし、感染経路不明の方もそれなりにいます。

「夜の街」での感染拡大は確かなのでしょうが、そこから他に拡がらない、というのは話が極端すぎると思います。

それだけに、クラスター対策で他地域への感染拡大が判明したときには既に手遅れ、ということにならなければいいけど、、と真剣に心配になります。




そんな中、4月の「超過死亡数」が増えていた、という話が出ています。


超過死亡を直ちにコロナの隠れ死者数と見るのは間違っている、という意見もあるので鵜呑みには出来ませんが、気になる話なのは間違いありません。

また、普段は1ヶ月後に発表されている超過死亡数が今回は約2ヶ月してから発表されたこと。

普通に考えれば超過死亡もコロナの感染状況把握のデータの1つですから、早く発表するならともかく、普段より1月近くも遅れて発表というのは遅すぎます。

統計データや公文書すら改ざんする政権が、何か意図を持って遅らせたと勘ぐられてもしょうがないところです。


データ自体の超過死亡数増加がコロナの隠れ死亡かどうかはわかりませんが、「何か起きていた」のは確かでしょう。



自粛生活中、私も含め私の周りには「咳が数日続いた」「微熱が1週間くらい続いた」という人は結構います。

でも38℃以上・4日以上が徹底されていたのを知っていたので、もちろん検査を受けていません。


こんな不確定要素が多くある状況で、はたして歌舞伎町の感染拡大だけが抑えられたら新規感染者数は減少に向かうのか。


減少に向かえば万々歳、でも減らなかったらどうなるんでしょう?下手をしたら再自粛??


そうなる前に最悪を避ける対策をする気は政府にはなさそうです。


前回の自粛生活で、ただ買い物するだけとか外で食事するだけなら、気をつけていればそれほど感染リスクは高くなさそうだ、というのはわかってきたのだから、せめてテレワークは続けて通勤ラッシュはなくすとか、緊急事態宣言よりも軽い対策を打てないものでしょうか。


通勤ラッシュがなくなれば、それだけでもリスクは減ると思いますし、精神的に不安がかなり解消されると思います。

でも、そうすると都内の飲食店が立ち行かなくなるのですかね。。


一挙に変えると弊害は必ず出るし、今まで社会構造を改善してこなかったツケが出てるということでしょうか。


つくづく新型コロナは近代社会の問題点にうまく入り込むウイルスだと思います。





尾身副座長が知らない決定

2020-06-25 15:26:41 | 日記
安倍政権の問題点は、何をするかよりもその進め方にあると思います。


非常事態宣言中、あれだけ注目され対策の中心となっていた専門家会議を廃止するのに、なぜその専門家会議のメンバーにそのことを伝えていないのか?



何かを決める時に普通なら当たり前にやる事前の手回しをしない。

トップのひと握りで決定して、その決定の過程や根拠を説明しない。

当事者である実施省庁や今回のような会議メンバーの意見を聴かない。

決めるだけ決めて、あとの事は現場任せにして責任を持たない。



「トップダウン」というのはこういう事なのでしょうか?そうだとしたらトップダウンのメリットを何も感じないです。

出来の悪いワンマン社長が経営するブラック企業って、きっとこういう感じなんてしょうね






2020/06/25 続イージスアショアについて

2020-06-25 12:57:36 | 日記
昨日もブログで書いたイージスアショアの問題。今日政府が正式に配備断念を表明しました。


代替地を見つけることが困難なため断念、とのことです。

でもちょっと待ってください。

「断念」ってなんでしょう?



イージスアショアは誰が求めて配備を決めたもの?国民が求めたのでしょうか?


もともと安倍政権が突然導入を決めたイージスアショア、断念もなにもほとんどの国民は

「まあ、安全性が高まるならいいんじゃないの」

くらいの意識だと思います。

政府が断念して「大変だ!日本の破滅だ!!」と心配する人が果たしているのでしょうか。



北朝鮮のミサイル問題に対応してイージス艦を増やし、日本への短距離ミサイルに対しての防衛はそもそも増強していました。

それなのになぜか突然、安倍首相のツルの一声でイージスアショアが登場しました。



イージスアショアは「大陸弾道ミサイル」に対しての設備で、北朝鮮が日本を狙う時には大陸弾道ミサイルは近すぎて使えません。

それに対する日本政府の説明は

「大陸弾道ミサイルが万一軌道を外れて日本に着弾する可能性に対応するため」

というようなものでした。


この説明に納得できず、「米国を狙うミサイルを迎撃するための設備なのでは」という疑問が配備計画初期からありました。


そして今回の断念。


一部設備は既に購入済みで、今後は契約破棄の違約金を払う話になるそうです。


米国を狙うミサイル迎撃システムをお金を払って購入して、それを契約破棄して違約金を払う。これが今回日本政府がやろうとしていることです。


イージスアショア導入表明の頃、安倍首相とトランプ大統領のトップ対談によって日本は戦闘機やオスプレイなど米国兵器を買いあさりました(いまも買い続けてますし、リボ払いのような支払い方法で十年以上の支払い債務があるとも言われます)。


そして今回購入代金を一部払った上に違約金を米国に払い、今度は敵基地攻撃能力保有を含めて新たな防衛計画を「すみやかに」策定すると安倍首相は息巻いています。

誰のために「すみやかに」新たな莫大なお金を払う気でいるのでしょう。



前記事で書いた、イージスアショアに「使えない」ロッキード製レーダーが契約内容に入っていて、それを分かっていたはずなのに購入した直後の今回の「断念」。

まるで、もともとイージスアショアを配備する気はなかったんじゃないか、と思えるのは私だけでしょうか。。


イージスアショアはただのレーダーだった?

2020-06-24 18:47:56 | 日記
黒川検事長の賭けマージャンからこっちの週刊文春はスクープだらけですが、今回もすごい話を出してきました。



イージスシステムは飛んでくる相手弾道ミサイルをレーダーで把握して、レーダーに組み込まれている発射管制システムが迎撃ミサイルを発射・誘導して相手ミサイルを撃ち落とします。


、、が、なんと!!日本政府が契約したイージスアショアのレーダーには発射管制システムがないものだったというお話。

これが本当であれば日本で導入予定だったイージスアショアは迎撃ミサイルを発射する能力のないものだった、ということになります。


にわかには信じられない話ですが、実際に日本政府はイージスアショア用として発射管制システムのない米国ロッキード社製のレーダー「LMSSR」2機を昨年10月に350億円で購入契約しているそうです。


イージスアショア導入に向けての視察段階で防衛省は発射管制システムがないことを報告書であげていたそうなのですが、、


こんな事がありえるんでしょうか??


これがイージスアショア中止の本当の理由だとしたら、安倍内閣ヤバ過ぎますよ。。