今日発表されたイギリスの新規陽性者数は 32250人 でした。変わらず少ない陽性者数が続いています。
米国の新規陽性者数はどうかというと、 185893人。
昨日の米国の新規陽性者数は 22783人。
この曜日による新規陽性者の増減について昨日記事で書きましたが、米国の新規陽性者数は予想以上の増え方でした。
通常であれば木曜日までほぼ同数で推移し、金曜日にガツンと増えるのですが、もし今回もそうなると米国の感染状況は非常に厳しいものになりそうです。
「ワクチン接種が進んでいるから大丈夫」
と思われがちですが、米国の2回接種完了者の割合は全人口の50%ほど。
デルタ株では2回接種しないとあまり効果が望めないことは多くの調査で確認されています。
「感染は防げなくても、重症化しないからいいんだ」
という意見もよく聞きますが、2回接種済が半数では半分しか重症化を防げません。
そして今回は「2回接種したから」とマスクをしない人が感染源になりえます。感染拡大のしやすさは、もしかしたら今年始めの拡大時よりも高いかもしれません。
その点、イギリスは2回接種済は人口の75%に達しています。この15%の差が新型コロナにとって大きな差になりそうです。
そして日本は、、
1回目接種の割合が40%を超えたそうです。
「高齢者の2回目接種は80%を超えた」と、担当大臣が胸を張って発言したそうで。接種スピードはあがっている、だそうです。
職域接種は看板倒れ、ワクチン不足で1度はハシゴを外したアストラゼネカ製を今更ムリヤリ自治体に使わせる。
「接種スピードは大規模接種などで一旦は上がったが、オリンピックに合わせようと無理した為にワクチンがなくなりました。なので『日本では使用しない』と決定していたアストラゼネカ製をやむを得ず使用します。それまではワクチン不足で接種スピードが落ちると思いますが我慢して下さい」
このくらいの事は正しく報告してもらいたいな、と思います。全て自分達がやってきたことなのですから。
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