『アートと暮らす』~アートセラピストブログ

アートセラピストとして活動するクエストSTAFFが現場の声をお伝えします。アートセラピー情報もタイムリーにお届けします!

ArtTherapy meets EMDR

2015-08-03 18:05:45 | イベント・HHG
もうこの暑さと飛んで行けぇ~。と思っても、やっと8月になったばかり。

この暑さとまだまだお付き合いしないといけませんね。。。

みなさん 水分補給 栄養補給 そしてからだを十分に休ませながら乗り切りましょうね。


さてクエストはこの暑い暑い8月のスタートにふさわしい熱い熱い2daysWorkShopが盛況に行われました。


~「EMDR」と「アートセラピー」を用いたトラウマ最新治療を学ぶ~

講師はカナダ公認アートセラピストで、B.C.アートセラピー協会メンバーであるブルース先生

アートセラピスト歴はもう30年 現在はビクトリア大学や大学院でも教鞭を執られている先生です。


EMDR=眼球運動による脱感作および再処理法は、アメリカの臨床心理士フランシーン・シャピロ氏が発表し

かなりの成功例を持つ注目の心理療法。

眼球を左右に動かすことで、心理的な改善が見られていく。PTSDやトラウマの治療に効果があるそうです。


この手法を直接行う事は資格がなければ行う事が出来ませんが、EMDRの眼球運動を使う事をアートセラピーに置き換える事で出来る事。

アートセラピーとEMDRの2つのアプローチの利点を活かしていく、かなり実践的で画期的な学びをブルース先生から学びました。


 


ブルース先生 日本に来るのは初めて。そして通訳の方を通してのワークも初めて。

緊張してしまいそうなところですが、ブルース先生 明るい明るい。

ふっと見せる笑顔や、目をしっかりと見るその姿勢は、優しいセラピストそのもの。

セラピストの姿勢は、万国共通だぁ~と私はほんとうに感動してしまいました。



2日間のワークショップ

初日はがっつり講義を中心にデモンストレーションや実際ペアになってアートセラピーを使った手法を学びました。

先生は本当に熱心。TVの白熱教室のよう。




受講者側はといいますと(主に私ですが。。)通訳が入るとはいえ、頭の中はパンパン ぐるぐる

ですが、やはりアートが入ることで感覚で少しずつ理解が始まっていきました。


  


二日目は練習をたくさん その間わからない事など都度先生に確認 また実践の繰り返し

途中でかならず、今どれくらいの理解が出来ているのか?などを聞きながらすすめてくれる事で

安心して取り組め、みなさんかなり深く学ぶことが出来たようです。


 



今回の体験的に学んだこの手法 アートセラピーのさらなる可能性をみんな学び感じる事が出来たのではないかと思います。

そして何よりもカナダに行かなくても、日本でワークショップをお届けすることが出来てとてもうれしく思いました。


もちろんこの手法を行うためには、基礎が出来ていないと行えませんし、疾病の理解なども当たり前ですが必要です。

ブルース先生も患者さんに対して、かなりの関係性を作り上げてから提供するプログラムとおっしゃっていました。

手法が心の回復すべて行うわけではなく、先生も何度もおっしゃっていましたが

「安心できる環境を作る」事

それは場所だけでなく、素材の安心 画材の安心 そして人として与える安心もそうです。

最初に書いたブルース先生のあのお人柄。。納得です。




2日間とにかく先生も受講生も熱心で熱い熱い2日間でした。

暑い中お越し下さったみなまさありがとうございました。

最後はいつものようにこんな写真で〆ました。

学ぶって 楽しいですね。

やっぱりブルース先生 最後まで明るい! 2日間長丁場 本当にありがとうございました。






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