『アートと暮らす』~アートセラピストブログ

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姉とアートと私

2015-04-19 08:44:22 | アートワークカフェ
こんにちは。ようこです。


先週、久し振りに姉と一緒にお出かけをしました。

そう、アートワークカフェの春のイベント。

私の姉はコラージュが大好き。

いつの頃だったでしょうか? 気持ちが晴れない時期にコラージュを使ったワークを体験

コラージュは紙を切って、貼るという心理療法の一つです。

切って、貼る・・・・子どもから高齢者までこのシンプルな行為はみなさんとっても大好きです。

ワークを体験した後も姉は自宅のスケッチブックで切って、貼って、切って、貼って・・・・と

すると、ある日私に

「趣味のない私に趣味が出来た!!」楽しそうに話しをしてくれました。

姉は気が付くと気に入った写真は切り取って集めたりするくらいコラージュが大好きに。

ある日落ち込んだ私に、コラージュで絵本を作ってくれるくらいにまで。。。



そんな姉と妹が同じテーマでアートする。

出来上がった作品がこちら。。



・・・・まったく違う。。


まさにアートの面白さ。

同じ家族と言われるカテゴリーの中にいても、感じること、大切なこと、伝え方、現し方もまったく違うのです。

言葉では同じ「うれしい」「たのしい」「うつくしい」など

文字にするとそう書くけれど、その事を感じているこころの中身を外に表すとこんなにも違う。

姉はお花が大好きで、かわいいものがとっても大好き 

かたや妹の私は コラージュなのに写真をまったく使わない変わり者というか・・・(汗)


姉も私も大満足。

そして帰りに食事を一緒に取りました。


「すごくたのしかった!!」

そういいながら姉は自分の作品をまたうれしそうに話しをしてくれました。

とにかく「お花」と「緑」が彼女にとって大切なモノ

その人の大切なもの大事にしている世界を アートを通して共有出来る

すると、その人の新しい発見もあるし、また相手を通して自分の気づきにつながることもある


私はなにより、自分の作品をとっても嬉しそうに語ってくれる姉がとってもうれしかったし

この丁寧さややわらかさがあるからこそ、家族の中の潤滑油として助けになっていることを

改めて心の中で感謝をしました。




とっても身近だから はずかしかったりすることもあるけれど

とっても身近って、とっても大好きな位置にいる人だったりしますよね。

恋人・兄妹・両親などなど

旅行や食事で楽しい時間をもつだけでなく、

『アートタイム』するのも、新しい発見や、改めて感じ合う事確認しあうことなど

もっともっとその人の事が好きになる時間にきっとなるかもしれません。













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