『アートと暮らす』~アートセラピストブログ

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「心のアトリエ」のお母さん達

2011-06-18 16:59:05 | 心のアトリエ
こんにちは、mackeyです。

私には、大好きな人たちが結構います。

本当に好きだなー、すてきだなー、と思う。
その人たちの話をします。

それは、「心のアトリエ」に通うお母さん達です。

「心のアトリエ」については、今までも散々書いているので、
よかったら、コチラをご覧くださいね。
(お母さん達のことも、結構書いています)

そして、今日は「心のアトリエ」卒業生のお母さん達のこと。


私は月に2回、埼玉県の越谷で「心のアトリエ」という親子のクラスを開催しています。
そしてさらにもう1回、
こちらは小学生クラスのセラピスト、ゆっきーやのりんこと交代しながら、
月1回親クラスもやっています。

そしてそして、
先月からさらにもう1回越谷に行くことになったのです。

それは、以前アトリエに通っていたお母さん達から、
「アートセラピーのクラスをしてほしい」という要望があったからです。

一緒にアトリエに通っていた友だちと、
「自分の時間をもっととりたいよねー」と話していたとき、
「あ、アトリエやりたい!」
そう思ってくれたそうです。

こんなに嬉しいことってありません

そして、先月その第1回目をやったのです。

3年ぶりくらいにお会いしたMさん。
全然変わっていません!

子どものCちゃんと一緒にアトリエに通っていたときから、
一緒に思いっきり遊ぶし、本当にひとりひとりを尊重しているし、
すてきだなーと思っていました。

Mさんは言います。

「子どもにとってはもちろんだけれど、自分にもこういう時間が必要だと思う」

「改めて、これから自分がどうしていきたいかを見つけていきたい」

こんな風に自分のことに向き合えるお母さん、
いえ、女性はすてきですよね。

今、現役で(笑)アトリエの通ってくれているお母さん達の姿もありました。

通常の親クラスもあるのに、
さらにお金を払って、自分のために時間をとる・・・。

そんなお母さん達と一緒にアトリエを通して
つながっていられことが本当に誇らしく思います。


逆に、

“そんなすてきなみなさんに何を提供したらいんだろう?”
“どんな体験をしてもらおうか?”
“どうしたら、満足していただけるかな・・・”

そんなことも考えました。

でも、よくわかりません・・・。

だけれど、その不安に目を向けるよりは、
数年経ってもまたこうして会えることが本当に嬉しいし、
丁寧な時間をつくっていけたら、と思いなおしました。

そして、お母さんも子どももセラピストも、
みんながアトリエに触れてしあわせになれたら、それで十分。


おとといの木曜日は、その2回目のセッションでした。

12時ぎりぎりまでやって、午後は子どものクラス!
その日はシュレッダーです

シュレッダーなど、大量の荷物を両手に抱えていこうとすると、

「なに?歩いていくの??(同じ越谷ですが、会場が異なるのです)
 乗ってって(車に)いいわよ!」

でも、途中でさらに荷物をピックアップしなくてはいけない私は、
はじめは丁寧に断りました。
本当に大丈夫だと思ったので。

でも、さらに、

「さらに荷物が増えるの??そんなの大変よー。」

と、本当に、当たり前のように、次の会場まで運んでくれる気満々なのです。

なので、結局荷物だけ先に運んでもらうことにし、
私は別の荷物をピックアップし、歩いていくことにしました。

部屋をでるときは、すでに大きな荷物が2つ、お母さん達の手に・・・。

私はリュックだけしょって、歩いていきます・・・

そして歩きながら、なんだかしあわせだな~と思ったのです。

こういうことって、当たり前のようでいて、
なかなかできません。

それを当たり前のようにさらっとできる、お母さん達。

私は、アトリエをやっていなかったら、出会えていなかったんだなー。


越谷までは結構遠く・・・、駅からも遠く・・・、
ときどきめげそうになる私に元気をくれるのは、
子ども達はもちろんのこと、
こんなお母さん達なのです。



子ども達の作品展「ものがたり展」あすまで開催中!!



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