大好きなおもちゃの一つ、ガムテープの芯をぽーんと投げると
大喜びで取りにいき、
ぞうさんといっしょにふりまわして、ご機嫌で遊ぶ。
そうやって、楽しく遊んでいたのに突然、
同じように投げてやっても、
無反応になる。
「そんな子供っぽい遊び、やってられないよー」
みたいな態度で、冷ややかな顔になる。
わんこのテンションに合わせて、
はしゃいでいた家族はおいてきぼり。
その豹変は、いつも突然やってくる。
けれど何時間かたつと、やっぱりまた上機嫌で
同じ遊びを繰り返す。
わーいわーいわーい。
そしてまた、期せずして訪れる
・・・・沈着・・・・
君子は毎朝毎晩豹変し、
凡人の家族は戸惑うばかり。
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