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Quaint Coco

ヨークシャテリアCoco(2008年7月20日生♀)の生活と雑感を、写真と想像で綴ったブログ。毎日更新。

刑事ココンボの名推理

2011-07-13 20:27:19 | 空想・妄想

刑事ココンボは、手配書の犯人が現れるのを
じっと待っていました。

宝物を盗んだ容疑です。

 

眠そうに見えても、
張り込んでいるのです。

 

けっして寝ているのではありません。

 

そこへ、手配書の写真にそっくりなパンダの姿が!

 

ココンボ刑事は、パンダの背中を
じっとみつめます。

 

パンダがふと振り返りました。

 

慌てて姿を隠します。
ここで張り込みに気づかれたのでは
今までの努力が水の泡ですからね。

 

「それっ。今だっ!!」

パンダの隙を狙って、とびかかりました。

捕まえたっ。

ひええ。なにかの間違いです。
私は宝物なんか盗んじゃいませんよ。

嘘をつくんじゃない。
手配書の写真はおまえにそっくりだ。

それなら、ほら、向こうにいるあいつですよ。

ココンボ刑事に組み伏せられながら
パンダが指差すほうを見ると
そこにもそっくりのパンダが!!

 

なんと、同じ顔のパンダが
実は二人いたのです。

宝物を盗んだ犯人は、いったいどっちなのでしょう?

 

ココンボ刑事は考えます。

そういえば目撃者の証言によると
犯人パンダは背中に
宝物を背負って逃げたのだったっけ・・・。


 

よし。
二人とも後ろを向いてもらおうか。

わかったぞ。
右側のパンダが真犯人だ。
なぜなら宝物を背負ったせいで
ラベルが折れ曲がっているからね。

うちのカミさんはいつも「ラベルを見ればすべてがわかる」って
言うんだよ。

言い当てられて、
犯人パンダはすっかり観念してしまいました。

ココンボ刑事さん、恐れ入りました。
もう悪いことはしません。
と、盗んだものを返して心を入れ替えました。

 

事件を一つ解決して
大満足のココンボ刑事でした。

おしまい♪

名探偵シリーズには他に

名探偵明智ココ郎」があります。

 

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この穴の向こうに

2011-07-09 20:30:21 | 空想・妄想

散歩中にいつも立ち寄る公園の周囲には
遊歩道があり、一般道との境目には
こんな丸い石が、並べられています。

いつものように、
一つ一つチェックしながら先に進みましたが

 

驚いたことに、
そのうちの一つが、地面から抜かれて
転がっています。

最初は少しおびえていましたが
勇気を出して、少しずつ近づいていくCocoさん。




「もし。旅のお方。
どうしなすった」


「しっかりしておくんなせえ」




すぐ横には、
この石を抜いたと思われる穴が開いています。

Cocoさんはおそるおそる
穴をのぞきにいきました。

   

Cocoさんにとって「穴」といえば
ガムテープの芯。

 

それならしょっちゅう覗き込んでいますが

 

地面に開いたこんな穴を見るのは初めてです。

 

どうですか。
ずいぶん、深いですか。
向こうに何が見えますか。

 

ええ。かなり深いです!
ブラジルの人の足の裏が見えますよ!!

 

ほ、ほんとですかっ!!

へへ。
そんなわけはないでしょう。

 

・・・・・・ふん。そうだと思いましたよ。

冗談に、ちょっとだけ
お付き合いしただけですよ。

 

しかし本当に、この穴が
地球の裏側までつながっているとしたら

ブラジルの人たちにはきっと
こんな景色が見えるのでしょうね。

 

 

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悪夢にうなされる

2011-07-07 20:28:51 | 空想・妄想

時々、寝ながら夢を見ているようで
眠りながら盛んに尻尾を振ったり
手足をぴくぴく動かしていたりすることがあります。

小さな鳴き声をあげたりすることもありますが
そんなときの夢は
あまり楽しくなさそうです。



ちょっぴり舌を出しながら、うなされています。

もしかしたら
こんな夢を見ているのかもしれません・・・・・・。




ぞうさんとなかよく遊んでいるところへ
白くて丸くて大きなものが
どーんと落っこちてきました。



これはなんでしょう?

この暑さですから
「雪見大福」だとありがたいですね。


などと思っていたら
いつしかそこにはにっこり笑った顔が現れ

 

それがどんどん増えて

 

さらに大きくなって
Cocoさんに迫ってきたのです・・・・・・

 


「きゃーっ」
恐怖のあまり、Cocoさんの背中の毛は
すっかり逆立ってしまいました。

 

こんな悪夢を見てしまったのでは
眠り続けるわけにもいきません。


ねぼけまなこで起きだしてくると
仰向けにひっくり返って
逆立った背中の毛を直します。

 

ラグにこすりつけて
よいしょよいしょ。

 

怖くて逆立ってしまった毛を
そうやって物理的に直すことは
意味があるのですか・・・?





 




顔はまだ少し情けないですが
背中の毛は元に戻りましたね。

 

それでは改めて、
おやすみなさい。

悪い夢を見たのは
暑さのせいかもしれません。

2枚あるひんやりシートを
1人で両方とも使って
今度こそ、楽しい夢を見るつもりです。



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ぞうさんは、どこにいる

2011-07-03 20:33:16 | 空想・妄想

「近くの公園に、ぞうさんがいるので
ちょっと会いに行ってみましょう」

散歩の途中で家族が
驚くようなことを言い出しました。

ぞうさんといえば、Cocoさんの親友で
いつもいっしょに遊んでいますが、
家の中にいるものと決まっています。

それが、戸外の公園にいるとは
いったいどうしたことでしょう。

教えられた公園に向かいながら
Cocoさんは緊張を隠しきれません。

何度も立ち止まって、体を掻いたり



水を飲んだりして
心を落ち着かせます。


「ほーら、見えてきましたよ」
と、家族が公園の中を指さします。

 

はてさて。
どこにもぞうさんなんて、いませんよ?


「いるじゃありませんか。ほら。ほら」




ええっ。あれが、ぞうさんですと?
意外な顛末に、Cocoさんはもうびっくり!!

 

そういえば家族ときたら

わんちゃんだよ~などと言いながら
こんなものを嬉しそうに眺めることがよくあります。

 

ほんもののわんちゃんというのは
こんなふうに、ふさふさしていて
柔らかくて、あったかいもの。

なのに家族にはそのことが、
よくわかっていないようで、
どうやら本物とニセモノの区別も
つかないらしいのです。

ぞうさんとは似ても似つかないような
あんな硬くて冷たそうなものを「ぞうさん」などと
親しげに呼ぶなんて、なんと嘆かわしい!
あきれて物が言えません。

 

あんなのがぞうさんだなんて
ありえないねぇ・・・。

 

「さあさあ。もっと近づいて
よく見てごらんなさい」
なのに家族は、無理やりCocoさんをひっぱります。

ひいぃ。お助けを。
あんな白目の、凶悪な顔をした物体に近づいたら、
どんな目に合わされるかわかりません。

自分もしばしば白目になって寝ていることを棚に上げて
そんなことを言いながら
必死に踏ん張るCocoさんです。


「そんなに嫌なら、
しかたありませんねえ」
家族もようやく、あきらめてくれました。

ああ、やれやれ。
危ないところだったぜ。

 

家に帰ったら、
最愛のぞうさんは、ちゃんと待っていてくれました。

ああよかった。
やっぱり本物のぞうさんは
柔らかくってあったかいね。
再確認してCocoさんは、ほっと胸をなでおろしました。
 

 

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わんこが「ダメ」を出してくる

2011-06-22 20:28:06 | 空想・妄想

退屈なら、とっておきのおもちゃを貸してあげましょうか。
とCocoさんから親切なご提案がありました。


お気に入りのおもちゃの一つ、
「使い終わったガムテープの芯」を
貸してくれると言うのです。


なんと!
そんな大事なものをお借りしてしまっていいのでしょうか。

しかし、せっかくのお申し出です。
ありがたく、お受けすることにしました。


ガムテの芯といえば、
輪の形になっているのが特徴。

それではそこに
りんごちゃんを入れて遊んでみましょうか。

しかし、駆けつけてきたCocoさん、
「あー、だめだめ。こんなことしちゃ」
と、いきなりのダメ出し。

 

「これじゃあやり方が違うでしょ。ぶつぶつ・・・」

 

「ガムテの芯といえば、
こうやって鼻先を突っ込んで、ぞうさんをつかみ

 

 

そのまま走り回ったり

 

激しく振り回して遊ぶものと、決まっています」

 

 

「さあ。やってごらんなさい。」

厳しい監督の目が光っています。
おそるおそる、言われた通りにやってみましたが・・・

 

「ああ~。違う違うー」

厳しい師匠のCocoさんです。




がんばって左右に振ってみましたが
お気に召さないよう。

「もうっ。なんてへたくそなのかしら」

顔を背けられてしまいました。

 

「いいですか。よく見ていてください。
こうやってがしっと咥えて・・・

 

・・・走るっ。簡単でしょ」


「さあ、もう一度」

こ、こうでしょうか・・・?

すっかり萎縮してしまいました。

そんなにガミガミ言われては
できるものもできなくなってしまいます。

私は誉められると伸びるタイプなのです・・・。

「ああっもうっ。だめ、だめよっ。そんなんじゃ!」

星一徹もかくやと思われるスパルタぶり。

 


「私は今まで何を、教えてきたのかしら。よよ、よ・・・」

とうとう、床につっぷして
泣き出す始末・・・。

どんなにがんばっても
Coco先生を満足させることはできません。

 
「もう貸してあげません!!」
と、とうとう取り返されてしまいました。

不肖の弟子です。
基礎からみっちり教わるしかないようです。
免許皆伝めざして、がんばります・・・・・・。

 

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