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Quaint Coco

ヨークシャテリアCoco(2008年7月20日生♀)の生活と雑感を、写真と想像で綴ったブログ。毎日更新。

サインはアタックNo.1

2011-10-10 20:30:09 | パロディ

スポーツの秋なので
バレーボールの練習をしましょう。

といってもすぐにはボールにさわれません。
まずは、基礎体力をつけますよ。

これは腕立て伏せ。

さらに階段を上り下りして
足腰を鍛えます。

筋トレは辛いですが
頑張らなくてはいけません。

「だけど、涙が出ちゃう。女の子だもん」

体力がついたところで
実際にバレーボールで必要な技を
練習しましょう。

回転レシーブ。

上がったボールを・・・

トス!!

名セッターです♪

 

アタック!!

敵のアタックに備えて
ブロックの練習もします。

 

魔球のサーブ「稲妻おとし」

 

息の合った二人のアタッカーで

X攻撃っ。

見事に決まりました!

勝利の印。

「サインはV」

こんな感じで。

 おしまい。

 

 

 

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わんこ版「金のおの銀のおの」

2011-09-26 20:29:40 | パロディ

Cocoさんがいつも遊んでいるぞうさんは
本当は、大小セットのぬいぐるみです。

Cocoさんはそのうちの、
小さいぞうさんの片方がお気に入りで
いつも一緒に遊んでいます。

今日は、その三つのぞうさんを使って
「金のおの銀のおの」のお話です。


 

Cocoさんが親友のぞうさんと仲良く遊んでいたところ
ぞうさんは足を滑らせて
湖の中へ、ごろごろどぼんと落ちてしまいました。

 

すると、湖の中から
牛にも犬にも似た女神様が
大きなぞうさんを連れて現れました。

「あなたが落としたのは、このぞうさんですか」

 

どれどれ、と点検します。



「ちがいます。私が落としたのは
もっと小っちゃくて古くて貧弱なぞうさんです」
と、Cocoさんは正直に答えました。

女神様は今度は
小さいけれど新しくてきれいなぞうさんを連れてきました。

「それでは、あなたが落としたのは
このぞうさんですか」

 

どれどれ、と、再び点検。

 

「ちがいます。私が落としたのは
もっと汚くて粗末でみすぼらしいぞうさんです」

今度もCocoさんは正直に答えました。

 

「それでは、あなたが落としたのは
このぞうさんですか」

女神様は今度こそ
Cocoさんの親友のぞうさんを連れてきました。

 

「そうですそうです。このぞうさんです」

Cocoさんは大喜び。

 

女神様はCocoさんをほめてくれました。

「正直者のCocoさんに
全部のぞうさんをあげましょう」

 

 

Cocoさんのおかげで助かったぞうさんですが
なぜだかご機嫌斜めです。

 

「Cocoさん。話は全部聞こえましたよ。
古くて貧弱で、汚くて粗末でみすぼらしくて
悪かったですね」

ぞうさんはそう言って怒り出し

二人は大喧嘩に

なってしまいました。

 

Cocoさんは仕方なく新しいぞうさんや

 

大きいぞうさんと遊んでみましたが
やっぱりあまり楽しくありません。

 

ぞうさんのほうも、
Cocoさんとの楽しい日々を思い出していました。

そして、おっちょこちょいだけれど気のいい
Cocoさんのことを思い、
今度のことは水に流そうと決めました。

仲直りした二人です。

めでたしめでたし。

おしまい♪

 

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わんこ版「北風と太陽」

2011-09-17 20:29:31 | パロディ

北風と太陽が、力比べをしました。

「あそこを歩いている、ぼんやりしたわんこの毛皮を
どちらがはぎとることができるか、勝負しよう」

「よしきた」

 

まずは太陽が
暑い日ざしをがんがんあてます。

「暑いだろう。さあ、その毛皮を脱いでしまえ」

しかし、Cocoさんは暑さにへたばるばかりで
毛皮を脱ごうとしません。

 

「わっはっは。次は俺の番だぞ」
と、今度は北風がぴいぷう吹きつけました。

「この風で、わんこの毛皮を吹き飛ばしてしまえ」

 

しかしそれでもCocoさんは、
毛皮を風になびかせて
面白い顔になるばかりで、
いっこうにそれを脱ごうとしません。

 

今日は散歩がしにくいねえ、とばかりに
家に帰って行ってしまいました。

 

第二ラウンドは、
家にいるわんこの毛皮をはぎとる勝負です。

太陽は窓越しに
ぎらぎら照りつけました。

 

やれやれ。暑いねえ。

Cocoさんは毛皮を脱がずに、
家の中の涼しい場所に、移動していってしまいました。

 

北風は、カーテンを膨らませて大暴れ。

 

それそれっ。
寝ているわんこの毛皮をふきとばしてしまえっ。

 

あっ!!毛皮が吹き飛んで
Cocoさんの芯だけが残ってる!

 

・・・・・・などということが
あるわけはありません。

 

風が邪魔して寝にくいCocoさんは
フリースの布の中に
もぐりこんで行ってしまいました。

 

北風にも太陽にも
Cocoさんの毛皮をはぎとることはできませんでした。

 

ところが。

こんなに毛もじゃだったCocoさんの毛皮が

 

 

ある日突然、
こんなにすっきりしてしまったのです。

 

北風も太陽も、もうびっくり!!
「俺たちより強い奴が、いるんだなあ」

Cocoさんの毛皮をはぎとる勝負。

勝者は北風でも太陽でもなくて

Cocoさんの、いつものトリマーさんなのでした。

 

おしまい♪

 

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わんこ版「はだかの王様」

2011-09-03 20:30:05 | パロディ

一昨日のグリム童話につづいて、
今日は、アンデルセン童話。

パンダの王様は、悪い仕立て屋に騙されて
いんちきの衣装を作ってしまいました。

「愚か者には見ることのできない布地で作っていますよ」と言われ、
本当は何もないのに、衣装代として、大金を支払ってしまったのです。

王様は見栄っ張りなので
愚か者だと思われるのが嫌で
「布地が見えない」と言うことが、できなかったのでした。

王様の側近たちも、
王様に逆らうのが怖くて
本当は見えていない衣装を、
「素敵だ素敵だ」とほめました。

 

そこへ、旅人のCocoさんが通りかかりました。

「王様は、はだかですよ」と
Cocoさんはあっさり指摘しました。

 

「何を言うか。無礼者。
お前は愚か者だから、この素晴らしい衣装が見えないんだ」

王様も側近も、そう叫びましたが
Cocoさんは平気です。

「何を言っているのやら。
どう見たって、王様ははだかでしょ」
クールなCocoさんです。

 

側近たちは顔を見合わせ、
やがてぞうの大臣が
「やっぱり、そうだったのか」と
小さくつぶやきました。

 

実は側近たちも、
本当は見えていなかったのです。
けれど愚か者だと思われるのが嫌で、
みんなが嘘をついていたのでした。

しかし、国民に新しい衣装をお披露目するパレードは
明日に迫っています。
今更、王様には衣装がない、なんて言えません。

「どうしましょう。Cocoさん」

王様はCocoさんに、相談をもちかけました。

こんな姿でパレードに出るわけにはいきません。

「ねえねえ。どうしましょう」
王様はCocoさんに、甘えてきます。

しょうがないなあ。

Cocoさんはあきれましたが、
考えてみればCocoさんだって
つい見栄をはってしまうことはよくあります。

怖がりわんこだと思われたくなくて
「やあやあ。社交的なCocoですよ」なんて
本当は嫌なのに、明るく振舞ってしまうことがあるからです。

そんなことはどんな人だって、わんこだって、パンダだって
よくあることです。

そこで、Cocoさんは知恵を絞って、
はだかの王様を助けてあげることにしました。

まず、裸では困りますから
衣装を貸してあげます。

 

これは実は、Cocoさんが子供の頃に
身に着けていたケープです。

パレードにはこれを着て行ってください。
そして国民には、当初の予定通り
「王様は、愚か者には見ることのできない服を着ています」と
発表するのですよ。

と、Cocoさんは、わんこ大臣にそっと耳打ちしました。

 

パレードが始まりました。

国民は、王様の衣装が見えるかしらと、どきどきしながら待ちました。

もしも見えなかったら、自分は「愚か者」だということになってしまいます。
「見えたらいいなー」と、みんな内心で、祈っています。

 

やがてあらわれた王様の
かわいいケープは、誰の目にもはっきりと見えました。

「やあ。素敵」
「ブラボー」
「王様、ばんざい」

国民は嬉しくなって、口々に叫びました。

「みなさんありがとう。
この国の人は誰一人、愚か者じゃないことが分かって、
私はとてもうれしいです」

と、王様も叫びました。

 

こうして、王様と国民の心は一つにまとまり、
この国にはいつまでも、平和が続きましたとさ。

Cocoさん、どうもありがとう。

 

めでたしめでたし。

おしまい♪

 

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わんこ版「眠り姫」の意外な結末

2011-06-27 20:29:48 | パロディ

美しいCoco姫が生まれたとき、
たくさんの妖精たちが、お祝いを持ってかけつけました。

おやつや花や



おもちゃです。

ところが中に一人悪い妖精がいて
姫に呪いをかけてしまいました。
「姫はとがった葉っぱを鼻に刺して、
毒にやられてしまうことになるんだよ・・・へっへっへ」

 

困ったことになりました。
そこへ遅れてやってきたのは
ぞうさんの姿をした優しい妖精です。

「その呪いを完全に解くことはできないけれど
100年たったら目覚めることのできる魔法に、
変えてあげようね」

 

そうは言っても
葉っぱに刺されて100年も眠ってしまうなどは
できれば避けたいところです。

Coco姫は用心に用心を重ねましたが
やはり魔法の力には勝てず
散歩の途中でとがった葉っぱに、
鼻を刺されてしまいました。

 

それからずっと、眠り続けています。




場所を変えながら、まだ寝ています。

 

寝ている写真なら、いくらでもあります。




100年もの月日が流れるうちに
Coco姫の口の周りのもしゃもしゃは
すっかり伸びて乱れて




耳はどんどん小さくなり

 

目覚めたときには




すっかりたわしのような
風貌になってしまっていました。

 

100年もたってしまうと
知り合いは誰もいません。
呪いをかけた悪い妖精だって、もういないから安心です。


気楽な一人暮らしとなったCoco姫は、
自前のたわしで
ケージという名のお城をぴかぴかに磨き上げ

再びその中で、寝ることにしましたとさ。

以上、わんこ版「眠り姫」の
あまりに意外な結末でした。

めでたしめでたし・・・?

 

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