†意識の記録† 理解のブログ

私の私の視点による私の経験の記録。私の視点で見る限り誤りのない認識で記事を書いている。一切の苦情は受け付けない。

臓器移植

2006-10-02 23:59:59 | Diary

テーマ:臓器移植

臓器移植に関して、私の意見を述べる。
ただ、それだけである。
一切、皆さんの意見は求めない。
私の意見を理解してもらおうとも思わない。
皆さんには、臓器移植に関して少しは興味を持ってもらって、自身で調べてくれる事を期待する。

又、これは今から数年後に私自身が見直したとき、
当時、自分がこの事に対してどのような意見を持っていたかという事を確認する為。
そして、その数年後の臓器移植の状況と照らし合わせて、
当時、どのような状況にあったのかという事を比較できるように。
ここに、示すものである。

先ず、臓器移植とは関係のない話題であるが、
Aという事件を報道するTV番組BをCが見た感想が、Dだとする。
Dは、Aを見たCの感想Eとどの程度の適合が認められるだろうか。
これは、Bがどれだけ第三者の立場でAを伝えているかに決定的に依存する。
即ち、Bは、Aの一部又は全部を改変できる。
つまりは、BによってCの認識を改変できると言える。
何が言いたいかといえば、報道やネットの情報を鵜呑みにするなという事だ。
報道やネットの情報は、「事実と絶対に同義ではない」と考えて欲しい。
あくまで、「CがAを理解する為にBを参考にした」程度に考えるのだ。

さて、本題に移ろう。

東南アジアやインドでは、臓器売買が貧困層ではかなり一般的に行われている。
我々から見て、酷いケースと言えば、自分の子供の腎臓を片方売ってしまうと言ったケースが上げられる。
また、その売却値段が、平均して五万円である。

又、中国では、死刑囚からの臓器移植が盛んである。
中国は、臓器移植の一大マーケットと言っても過言ではない。
(人口が多い分、死刑囚も多いのだろうか・・・?)

中国と日本の一人当たりのGNIは50倍は差がある。
対して、臓器移植に掛かる費用は日本の約半分でしかない。
つまり、中国の病院では、臓器移植をすればするだけどんどん儲かるわけだ。
その証拠に、中国の病院のHPには日本語や韓国語の説明が見られる。
(勿論、英語や北京語、広東語などもあるが。)
まぁ、中国の病院の批判はこれでやめよう。

アメリカでは、脳死が判定されそうな、従ってまだされていない段階で、
臓器移植の話が持ち上がる。
そして、脳死と判定された場合、本人が意思を表明していなかった場合は、
その家族に話が行く。
提供して構わない臓器を示してもらい、すぐに手術が行われるのだ。

対して、日本では。
ドナーカードの場合を除いて、生体からの移植は親族に限定されている。
親族以外、例えば友人から提供してもらう場合は、倫理委員会の承諾を得なければならない。
つまり、日本では臓器移植が非常にやり辛いわけである。
現在は、アメリカや中国などに飛んで移植を受けるケースが多い。
(とは言え、日本の医療技術は素晴らしい。アメリカには劣るが。)


私の意見であるが、
もっと臓器移植に関する制限を撤廃するべきではないだろうか。
日本に限らず、世界各国には多数の提供者待ちの方々が居る。
彼等に、死者の臓器を移植しないで見殺すなどという行為が私には信じられない。
死んでしまえば、何も分からなくなってしまうわけだから・・・。
自分の臓器で誰かが助かるなら・・・とは思わないのだろうか。

随分前の話だが、私の父親に意見を聞いてみた所、
「死んだ後に臓器を奪われて誰かに移植されるなんて嫌じゃないのか?」
と、聞き返されてしまった。
まぁ、そういう意見もあるだろう。

死後に関しては、これで終わりにしよう。

次に、生体移植に関する意見であるが、
生体移植が必要である場合が存在するのはどうしようもない事だ。
そして、その人を助けたい一心で臓器を提供するのは泣ける話だ。
しかし、お金に困って腎臓を売りたいなど言語道断だ。
自分の事しか考えていない大馬鹿者だといいたい。

ここが、倫理的な面での問題なのだろう。
だからこそ、臓器移植法では、金銭の授受を禁じているのだ。

しかし、日本でも水面下では臓器移植売買が行われているようだ。
大抵の医師は、臓器売買は犯罪行為だと言って断るようだが、
臓器の売り込み電話は数年に一度ぐらいの頻度であるらしい。
困った話である。
大阪腎臓病患者協議会には、「どこへ行けば臓器を買ってもらえるのか」と言った意味の、問い合わせがあったとか。

様々な問題はあるが、
臓器移植を待つ人々が非常に多い事はどうしようもない。

最後に、私は死後に臓器を提供する事を約束する。

以上

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