クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

嵐の1日

2010-09-09 06:07:51 | ネコ
現在の室温26度と、連日の28度台から2度も下がった。
昨日は午前中から、我が街でも時折横殴りの雨が降っていた。10時半頃の雨では、奥の和室で寝ていたクーも起き出して居間にやって来た。テーブルに登ると「この強い雨何よ。私寝ていられないは」と言う顔。「そうだクーには嵐で嫌な思い出があるね」と背中を撫ぜながら、7年前のあの夜の事を僕も思い出していた。7年前の9月の夜東京は台風の直撃を受けた。僕がベッドに入り目を瞑ると、強い風の音に混じって仔猫の声が聞こえて来たのである。「可哀想に身を隠す場所が見付からないのか」と思ったが、その時はねこに全く興味がなく、そのまま眠ってしまった。その仔猫の声は多分クーだっただろう。
台風一過の翌日の午前中、クーは花の鉢が沢山置いてある、お向かいの玄関で気持ち良さそうに寝ているのを家内はみて「お向かいさん仔猫を飼った」と思ったと言う。その夜クーは我が家の車庫で、「ご飯頂戴。お家に入れてよ」と大騒ぎをし、お隣も起してしまう程の、その存在を盛大にアピールし、我が家のお姫様になったのである。