クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

あれから14年

2009-01-17 07:16:36 | Weblog
先程テレビに、神戸の震災慰霊式の模様が写された。僕も立ち上がり、胸に十字を切り、命を落とされた方々とニャンコさん・ワンちゃんの魂の平安を神に祈った。今日の写真は、神戸・舞子ビラから見た、明石海峡大橋と淡路島である。写真中央のフェリーが航行している辺りが、大地震の震央だ。
以前にも書いたが、神戸は父の生まれた地であり、僕にとっても故郷。10日目に現地に入ったが、ブルーシート覆われた屋根が続き、真新しい寺の屋根が傾き、線路は須磨で途絶え、道端ではガスの青い炎が揺れる。この光景、今もこの先も瞼に浮かぶ。一生忘れないだろう。
東京も他人事では無い。我家は倒壊の危険は少ないようであるが、水と2~3日分の食料と、クーとココとマイクの3ニャンの食料を持つ必要がある。この大地震から14年経ち、住む三鷹市では、獣医師会と災害援助協定を結んだと言う。「やっと」と言うべきか。しかし、一歩前進だ。この協定があっても、ペットの水と食料を持って置くのは、一緒に暮らす者の責任だ。