クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

とどいたニャー

2009-01-08 06:22:36 | Weblog
昨日葬儀のお礼と言う事で、姪からバラの篭が届いた。仏壇の前に(キリスト教徒ですが仏壇はある)置いたが、お花大好きのクーが、篭に顔を付けて香りを楽しみ、葉を食べ始めた。仕方なく花篭を、茶の間の鴨居に下げた。するとココが寄って来て「見ーつけた、これで遊ぶんのニャ」とばかりに、茶箪笥の上に登り、渕に足を掛け、身を精一杯伸ばして、篭に手を掛けようとした。何度目かのトライの後、やっと手はとどいたが、残念、引き寄せる事は無理であった。
それから暫らくして、姪と甥が揃って我家を訪れた。鴨居に掛かる花篭を見た姪が、怪訝そうな顔をしたので、家内が分けを話すと、姪は笑い始めた。幼い頃姪は学校帰りや、姉と親子喧嘩をするごとに「おばあちゃーん」と来たものであるが、今回は30数年ぶりの訪問。家の中を懐かしそうに見て回っていた。姪は2人の子供を社会人に育て上げ、不動産会社に勤め、今年は宅建主任の国家試験に挑戦すると言う。心から声援を送る次第だ。
姪と甥が居る間、ココは台所の隅に隠れてしまった。チビの頃とは大違いだ。一方クーは、冷蔵庫の上に座って、みなの話を聞き、元旦にも来た甥が、台所に入って、タバコを吸い始めても、平然と構えていた。このクーの変化に夫婦は首を傾げた。