クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

あ!お母さん

2009-01-01 04:08:21 | Weblog
昨日の夕方、姉の葬儀から帰宅後、家内は田作(ごまめ)の空炒りを始めた。パソコン椅子で目を閉じ休んで居たクーが、ムックリと起き上がり、駆け足で台所に。ソファーでクーと同じように休んで居たココも、背を伸ばしクーを見詰め後を追った。クーはガス台に近付き、家内の手元を真剣な眼差しで見詰め「ミャ~」と言い続ける。ココも調理台脇のネコ椅子に座り「ミャオ~」と。二人揃って「良い匂いなのよ。お母さん私達にも頂戴よ」と。二人のおねだりに根負けした家内は、1つづつ茶碗に入れた。こんな時はココもクーの尻尾に、チャチャイする事はしない。
さて、今日は何時もの元旦の様に、息子一家と御節の膳を囲む。今年は2駅先に住む、甥もやって来る。母を亡くした今、一人での正月は寂しかろうと呼んだ。この2週間の慰労もある。母親の最後を心を込めて看取った甥に感謝したい。当たり前の事だが、中々出来ぬ事を甥は、サラっと自然体でこなした。スパーリングワインで乾杯しようと思っている。明日に向けて元気をだそう。それが姉への供養になる。