四駒笑劇漫画

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水木ロード 癒しのリアル昭和レトロ街道

2007年03月22日 | 読切エッセイ
昨日、境港に行ってきました。
車で約5時間、往復10時間。
長旅にも程があります。
しかも前の晩は徹夜で死にそう。

さて、今回の目的は水木しげる記念館。
入口から入ると・・・
水木しげるの生い立ちが展示
ここにはなんと!
私の住む、大阪西淀川区で新聞配達していた頃も明記されています。
さてさて、奥に入りますと・・・
水木妖怪の展示物の数々があり、まるで高級な蝋人形の館。
夢に出てきそうです。
造作の見事さもありますが、それ以上に妖怪に対するこの地区の人の思い入れがいっぱい詰まった博物館に感動。
ミニシアターもあり、三画面のワイドスクリーンに妖怪と水木ロードの概略が映し出されます。
2Fは水木しげるの懐かしの本やグッズが展示されています。写真参照)

中でも面白いのは実際にはない、創作展示物を展示してあるコーナー。
ここには「墓場の鬼太郎」でネズミ男が立ち読みしていた「中場の屁太郎」や、
ビンボーズが唄う「ぺったらこったら」(実際の唄はあの憂歌団が歌ってた事もある幻のソング)や、
大海獣の写真等、おかしな展示物ばかり。
ちなみに実際には存在しませんのであしからず。
記念館を出て外に出ると
水木さんのオリジナルグッズに溢れています。

中でも有名なのは水木さんのフィギュアを手作りしているお店。
ここのお得意さんは福山雅治という事もあって、人気のお店。
ここで店の店主と鬼太郎及び水木ロード談議でする事、40分。
お茶まで頂いて、店主の自信作 目玉親父のフィギュア(2500円)を購入。
もちろん水木しげる公認で逸品ものです。
途中で『妖怪楽園』(写真参照)を発見!

行ってみるとなんと実物大の超巨大ながしゃどくろを発見。
中は本物の活弁士さんが語る3D映画の上映もあります!!
これは凄い!!見たい!!
ところが、オープンは22日からとの事。残念無念!!
実は無理を言って少し中を覗かせてもらいました。
とにかく水木ロードの凄いのは土産物の多くが手作りである事。
今時の土産物の中には、京都や大阪で生産したものが多いのに、地元で手作りなのは感心します。
また、その技術も見事なものです。
街全体も昭和のレトロな雰囲気に溢れ、未だにある日の丸食堂や白く塗った木でできたガラス窓の散髪屋さん等、タイムスリップしたかの様に思う町並みはそれだけでノスタルジィー。
しかも思ったより、人もまばらで静かな情景に心打たれる一日でした。

そんなわけで満喫した一日。
でも、仕事は置き去り、帰って来たら、徹夜も祟って風邪ひきました。
まさか!妖怪でもつれて帰って来たのかな?


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