アルゼンチンから砂漠の国へ

2005年~2009年のオリジナル記事に、シンガポール時代の記事と、2009年以降のアメブロの旅行記を転記しました。

中年太り・高血圧

2006年12月01日 | 雑感
12月2日(土)

ついに12月になった。天気はいいが、寒い。今日は、来週の出張に備えて、雪道でも滑りにくい靴と手袋を買ってきた。カナダで怪我をしてはみっともない。

最近、血圧が少し高い。

先日、広尾の日赤医療センターで人間ドックを受けた。海外赴任の前は、必須の行事だ。大きな病院の割には、空調が貧弱で、薄着の与えられたガウンでは寒く、最初の血圧測定でいつもより20程度高い値になった。寒さのせいだろうと、いろいろな検査の途中で数回計ってみたが、結果は変わらなかった。

最近、健康食品の「マカ・冬虫夏草」を飲み始めたので、そのせいかもと、サントリー食品にメールを送ってみたら、「当社の製品は、自然食品を使用しておりますので、血圧が上がるような副作用はありません。ご安心下さい。」と、丁寧な返事が返ってきた。

その健康診断の結果が出たので、本社に出向き、産業医の先生の面談を受けた。昨年の夏、アルゼンチンに赴任する前の健康診断では、ほとんど異常はなかったが、案の定、今回は、血圧が高いことを指摘された。

この女医の先生は、いつも、「無理しちゃだめですよ。」とか、「ストレスをためないようにしてください。」と親切なコメントをしてくれるが、たまには会社の幹部に、「無理をさせちゃいけません。」「ストレスがたまるような仕事はさせないように。」と指導してほしいものだ。

雑談で、「アルゼンチンはどうでしたか。」「暮らしやすかったですよ、仕事以外は。」「今の職場はどうですか。」「A社の連中は、仕事はしないくせに、高給をとって、ストレスがたまる一方ですよ。」とか、ばか話をしながら、高血圧の原因を聞いてみた。

「原因は、年齢とか、体重とかいろいろありますね。昨年のデータと比較すると、体重が増えていますね。まずは体重を減らしてください。」と簡単におっしゃってくれる。

日曜日9時の「あるある大辞典」が面白くてよく見るが、最近、ずっとダイエット特集が続いている。簡単な方法でダイエットできる方法をいろいろ伝授してくれるが、だいたい3日坊主で続かない。体重を減らすのは簡単ではないのだ。

「体重を減らす、いい方法はないですか。」とちなみに聞いてみると、「運動しなさいと言っても難しいですね。食事を減らしてください。」とこれまた簡単に言ってくれた。

生まれが貧乏性のため、食事は残さず食べることが身についてしまっている。おまけに、食欲旺盛で、朝昼晩しっかり食べている。寮の食事は量が多く、味もいいので、体重を減らす要素がない。

10年前にシンガポール赴任から帰国して、その時点で少し体重が増えていたので、単身赴任の気楽さを利用して、ジムに通ったり、ダイエットにつとめたが、ほとんど効果がなかった。そして今、その当時より更に8kgも体重が増えている。順調に中年太りを継続している。同じ職場のHさんは、腹が邪魔をして自分の息子が見えないと言っていたが、ひとごとではない。

しかし、今回初めて高血圧を指摘されたので、まじめに減量に取り組む必要がある。最近酒を控えて、偏頭痛が少なくなったが、たぶんこれも血圧の影響だったのだろう。

まずは、食事の腹八分作戦開始。寮の食事は20%残したいが、美味いので、目の前にあるとついつい食べてしまう。そこで、ご飯をやめてみた。炭水化物を減らすのはたぶん効果があるだろう。昼休みのレストランでは、定食を2割程度残すことにした。朝は、元々料理が少ないので、ご飯を少量にしてみた。

いつまで続くか。先生は、「サウジに血圧計を持っていて、時々計りなさい。」と言ったが、「そんな面倒な・・・」と渋ると、「次に帰国したときは、工場でも本社でもいいですから、診療所で血圧を測ってもらいなさい。」と言うところで妥協した。目標5kg。ハードルは高い。



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