アルゼンチンから砂漠の国へ

2005年~2009年のオリジナル記事に、シンガポール時代の記事と、2009年以降のアメブロの旅行記を転記しました。

切り餅セット

2005年12月23日 | 雑感
12月22日(木)

今日、日本から切り餅セットが届いた。サトウの切り餅400g2袋、永谷園のおしるこ、きな粉、焼きのり、お吸い物、キッコーマン特選醤油がセットになったもの5箱。送り主が書いていないが、たぶん、東京本社からだろう。当地駐在メンバー5人で山分けした。正月は2~3日、これで生き延びろと言う粋な計らいだ。

しかし、数日前に荷物の到着連絡を受けたが、郵便局止めとなり、税関のチェックを受け、パスポートを持って取りに行かなければならないが、なかなか時間が作れない。やっと今日、秘書を同行して取りに行った。手続きをして待つこと約一時間、荷物ひとつ受け取るのにえらい手間がかかる。言葉がわからないため、一人で行くわけにも行かず、秘書には迷惑をかけた。本社の善意が、実はいい迷惑になっていることもある。

しかし、正月どこにも行かず、アパートでひとり、日本の餅を食べると言うのはあまりにもわびしい。今週の週末に食べてしまおう。

今日届いたメールの、プロジェクトチームの動静表によると、イギリスの連中は半分が日本に帰国して、半分は、ヨーロッパ各地に遊びまわっている。問題のあるマドリッドとここブエノスアイレスは、休暇無しの表示。プロジェクトのトップ直々に、正月休みを返上して頑張ってくれと激励されたら、なかなか休むわけにも行かない。

日本は明日の23日は休みで3連休。
こちらも、我々が働いている事務所の現地のメンバーは、明日あたりからクリスマス休暇に入るようで、夕方にはパーティがあるとさっさと帰っている。たぶん、来週はほとんどひと気が無くなるだろう。今日、事務所の様子を見ていると、コンピュータにイヤホーンをつけて、隣同士でコンピュータを覗き込んでいる。そっと様子を見ると、画面に映ったクリスマスカードを見せ合っている。たぶん、音楽付きなのだろう。このような連中に高い設計費を払っているのかと思うと頭に来る。

しかも、常識の数倍の設計工数を吹っ掛けてきており、それが今、大きな問題になっていると言うのに。この連中と仕事を一緒にすれば、たぶん、2/3は遊んでいるんだろう。出来ることなら、この連中とは早く手を切りたい。こんな会社に競争力があるわけないと思うが、アルゼンチンでトップの会社であり、たぶん、競争力ではなく、政治力で稼いでいるに違いない。こんな不透明な、胡散臭い連中とまだ付き合っていかなければならないことを思うと気がめいる。

ところで、来週末はもう正月。日本のカレンダーでは29日~3日まで休みになっている。我々が出勤したところで、日本と連絡が取れるわけでもない。コンピュータと携帯があれば仕事は出来るので、3~4日近場で骨休めをすることにしよう。来週には応援が一人来るので、6人で合宿だ。




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2 コメント

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切り餅セット (家主)
2005-12-25 00:59:23
この切り餅セットはよく考えられている。お吸い物で雑煮、焼き海苔と醤油であべかわ、きな粉で、きな粉餅、お汁粉と餅好きの身にはこたえられない各種の味が楽しめるようになっている。



早速週末にもちを焼いて、雑煮を作ってみた。ところが箸とお椀がない。仕方なくスプーンと広口の皿で食べたが、味は悪くない。スーパーで箸とおわんを買ってこよう。

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送り主 (家主)
2005-12-29 19:11:25
やはり、送り主は東京本社の人事部だった。海外赴任者に毎年送っているようだ。感謝。

あべかわ、雑煮、おしること色々な方法で楽しんだ。やはり日本人には餅が合う。
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