アルゼンチンから砂漠の国へ

2005年~2009年のオリジナル記事に、シンガポール時代の記事と、2009年以降のアメブロの旅行記を転記しました。

海猫

2005年01月15日 | 映画
主演:伊東美咲、仲村トオル、佐藤浩市、ミムラ (監督:森田芳光)

ストーリーはともかく、ただ、スクリーンの伊東美咲をながめているだけで幸せな気分になれるので、先日観てきました。結婚シーン、初夜、漁師の作業小屋でのSシーンと、いろいろ濡れ場が用意されていて、成熟した伊東美咲を堪能しました。

場所設定は函館の漁村。昔、森進一が「襟裳の春は…何もない春です。」と唄った、冬の海の景色は、気温は違っても、先日帰省した我が田舎町と同じ雰囲気。海の仕事以外は、何もない生活。そこで生活するには、知識は何もいらない。漁の腕前と、狭いコミュニティでのつき合いができるだけでいい。唯一の楽しみはテレビを観ることくらいか。

映画を観たすぐあとは、日本もいい映画を作るなあ。と感心したが、後で思い起こすと、単なる、兄嫁に横恋慕して、互いに本気になって、破局を迎える、単純なストーリーを、主演者の人気でかろうじて支えているに過ぎない映画のように思えてきた。

第一、舞台が暗すぎる。漁村の生活が、現実的過ぎて、身につまされる。自分自身、長男坊で、弟が家を継いでくれなかったら、今頃はサラリーマンなんて、のんきな商売をやっておれない。

ということで、映画と、実生活が、ごっちゃになって、何となく複雑な気分にさせてくれる映画でした。

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1 コメント

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Unknown (experience#21)
2005-06-23 14:31:04
伊東美咲は綺麗でしたね~!ストーリーにかなり問題がありましたが、佐藤浩市など演技が上手かったですね。
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