アルゼンチンから砂漠の国へ

2005年~2009年のオリジナル記事に、シンガポール時代の記事と、2009年以降のアメブロの旅行記を転記しました。

ミュンヘン(その2)

2020年05月25日 | 旅行
2010年10月22日 21時13分21秒  Original 投稿
テーマ:海外
10月20日(水)

現物を見て打ち合わせをさせてほしいと先方に無理を言ったので、今日はミュンヘンから東へ約2時間のドライブで工場見学をさせてもらった。

途中のフリーウェイは、さすがにドイツ、道路のインフラが整っていると感心していたら、やはり日本と同じく対面通行の田舎道になった。しかし、周りは、北海道の美瑛を思わせる広々とした田園風景。点在する農家は、シンプルな造りで、外国の道を走っている気がしない。

(雨模様の田園風景)


(手入れされた農地)


雨が降ったり止んだり、夕方5時頃にホテルに帰ってきたときにはアラレが降ってきた。気温4℃、日本の真冬のようだ。札幌と同じ緯度なら仕方が無い。

夜は、サウジ人のB君を誘って、昨夜見つけたイタリア料理店へ。ここなら豚肉がダメでも、シーフードが選べる。もちろん彼はアルコールは飲まないが、こちらは遠慮なくビール三昧。

6時半に新市庁舎の前で待ち合わせ。T君、B君それぞれ買い物がしたいと、先にホテルを出発している。30分前にホテルを出てSバーンの乗り場へ。しかし、近場のため、€20札を自動販売機が受け付けない。結構不便だ。

市庁舎までは歩いて15分程度と聞いていたので、Sバーンの二駅を歩くことにした。地図で通りの名前を確認して歩き始めたが、一向に見慣れたシティーセンター周りの風景が現れない。逆方向に歩いていた。待ち合わせまであと15分。とても歩いては間に合わない。

ここでタクシーを使うのは癪なので、結局もとのSバーンの駅まで戻り、近所の売店でペットボトルを買って小銭を作り、やっとSバーンに乗ったが、市庁舎前到着は5分遅れ。しかし、二人ともいない。広場が広すぎて、薄暗い夕方で、各自が思い込みの位置で待っているのでどうしようもない。携帯で位置を確認してやっと合流。真冬並みの気温で、風邪を引きそうになった。

(MISTO MARE €17.5、シーフードのアラカルト、バターライス付き)


やっと暖かいイタリアレストランでひと息。
B君には昨日食べたシーフードのアラカルトを勧め、自分は、昨日迷った車えびをオーダー。

(SCAMPI AGLIO €16.0、車えび5尾とバターライス)


サウジアラビアの生活も、シンプルな日常に慣れると、特に不便も感じなくなるが、こんな場所に来て美味い料理とビールを味わうと、つい、何も無い今の生活の現実に直面してしまう。

明日はサウジへ帰国。
紅海の魚たちが待っている。

(PS)
来るときのフランクフルトでの乗り換えに時間がかかったのを心配して、空港で一時間早い便に変更してもらった。ところが、ミュンヘンの空港でのセキュリティーチェックだけで、フランクフルトでは時間がかかったのはパスポートチャックだけ。約20分で搭乗ゲートにたどり着き、十分時間が余った。ルフトハンザのラウンジで一時間時間つぶし。



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