アルゼンチンから砂漠の国へ

2005年~2009年のオリジナル記事に、シンガポール時代の記事と、2009年以降のアメブロの旅行記を転記しました。

A380 初体験

2008年09月17日 | 旅行
9月12日(金)

エアバスA380がシンガポール・東京間を就航している話しを聞き、今回の帰国では、その便を選んだ。

一階は全てエコノミー席、2階のビジネスクラスは、エプロンからの通路が別になっており、スロープを上がっていく。驚いたことに、ジャンボサイズの広い機体には、横4列しか席がない。窓際1列ずつ、中央に2列、夜中にトイレに立つときに、隣の人に遠慮する必要がない。

ひとつの座席が、不必要なくらい広い。中央に座ると、両脇に枕を置くスペースができる。普通のエコノミー席の二人分の幅がある。平均的な日本人には広すぎる。友人の巨漢140kgのHさんにはちょうどいい広さかもしれない。

食事は、皿を準備してサーブしてくれ、こうなると、従来のビジネスクラスの域を超えている。備え付けのTVモニターは、従来の座席収納タイプの4倍ほどの面積があり、前の座席の背にセットしてあるので、邪魔にならない。

隣の人が、さっさと寝る準備をした。いつの間にか、フルフラットのベッドになっている。いちどテレビか、インターネットで、座席を倒してベッドメイキングしている様子を見ていたが、やり方がわからない。結局、スチュワーデスを呼び出してセッティングしてもらった。座席の背後にあるレバーに気がつかなかった。幅、長さ共に、十分なベッドが出来上がった。

ところが、左隣の窓際に座っている人は、そのやり方を知らないままに、幅広の座席に身体を折り曲げるようにして眠っていた。初めての人にはわからないんだから、スチュワーデスが気を利かせてセッティングしてやればいいものだが、さすがシンガポールエアも、要求のある人にしか手助けしない。

残念だったのは、フライト時間が7時間足らずで、食事と2時間の映画を楽しんだら、睡眠時間が3時間しか取れなかった。シンガポール便は中途半歩に短い。しかし、フルフラットのベッドは熟睡でき、あまり睡眠不足は感じなかった。ヨーロッパ便のような、長時間のフライトにはいい飛行機だ。

日本発の便は、昼間のフライトなので、昼寝程度で、ちょうどリラックスできそうだ。



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