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アルゼンチンから砂漠の国へ

2005年~2009年のオリジナル記事に、シンガポール時代の記事と、2009年以降のアメブロの旅行記を転記しました。

紅海の夕陽

2007年06月22日 | 雑感


翌日22日の夕方、赤い海を撮りに行ったが、残念ながら、さざ波がたって、昨日の再現はならなかった。



6月21日(木) 40℃

久しぶりに昼間40℃を突破した。照り返しの暑さで、大体の気温が予想できるようになったからたいしたものだ。休日なので、会社からの帰りのバスがいつもより1時間早く、日没までの一時間、釣りに出かけた。

桟橋に行くと、釣り用のフロートの上は、フィリピンの兄ちゃんたち5人に占領されていたので、仕方なく、海に入り込んで岩礁の上から沖に向かってルアーを投げる。干潮で、深さは20cm程度、半ズボンが濡れる心配もない。

時々足元にチクリと痛みを感じる。見ると、5cmほどのスズメダイが突進してくる。小さいくせに攻撃的だ。素足でサンダル履きの上から噛み付いてくる。人様を食わずに餌に食いつけよ、といいたくなるが、自分のテリトリーにわけのわからない人間が踏み込んできたので、攻撃してくるのだろう。振り払いながら釣りを続ける。

日本から買ってきたルアーは今日も全く当りがない、
しかし、紅海に沈む夕日はきれいだ。珍しく、夕方なのに風がなく、リーフの内側の海は鏡のように凪いでいる。少し期待していたら、夕陽の沈む直前に空も海も赤く染まった。初めて見る紅い海だ。少しでも波があると空の赤さが海に映り込まない。

7時12分、夕陽はジュッと音を立てるように紅海に沈んだ。
それと同時にモスクからお祈り開始時間を告げるアザーンが流れてきた。ラマダン(断食月)には、この音と共にいっせいに皆が食事を始めるのだろう。

釣果はなかったが、初めての赤い紅海に満足して帰った。
明日は4時に起きて、6年ぶりのダイビングだ。今日のように穏やかな日を祈るのみ。


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