釣果なし

９月２８日（金）　晴れ　３５℃

熱帯地方の夜明けは突然やってくる。

今日の満潮は８時３分。潮止まりの前後１時間は、魚の食欲がないと言われるので、７時頃までが勝負と、６時に海岸に出た。まだ暗い。しかし、釣り道具の準備を始めると、６時５分には急に明るくなってきた。いつもの出勤時間なので、予想通り。一番乗りかと思ったら、すでに沖に釣り師の姿が見える。足元も暗いうちから海に出たようだ。

遠浅の海を歩いて沖まで出て、一番乗りの二人に挨拶すると、釣り名人のOさんと、出張で来たというCさん。５時半にやってきたとのこと。好きな人は、上には上がいる。

先週のカスミアジの写真を見たばかりなので、すぐにでも釣れるような気がして、ルアーの一投目。・・・・・・　まったく釣れる気配なし。

せっかく買って来たので、メタルジグを試してみることにした。重いので、底に根掛かりする恐れがある。慎重に、素早く巻き上げるが、これも釣れる気配なし。そのうち、予想通り、底まで沈み、一発で根掛かりし、ワイヤーもろともロス。1200円が消えていった。メタルジグは、サンゴ礁の陸釣りには向かないようだ。

いつもの釣り仲間のGさんも7時頃やってきて、釣り始めたが、先週と比べて全く当たりがないと言う。先週は7時50分が干潮だったので、紅海は上げ潮が釣りにはいいのかもしれない。8時の潮止まりにKさんがやってきた。見渡すとすでに釣り師は10人を超えている。今日は大潮の満潮、移動するときは、腰まで水に浸かる。岩礁の突端も、膝より高い水深があるので、波が来るとよろけてしまう。今日も、岩の裂け目に落ちて、膝に擦り傷を作ってしまった。

結局4時間、10時まで粘ったが釣果なし。
しかし、秋になり日差しが柔らかくなったので、夏場ほどの疲れは感じない。
来週は、8時半が干潮。期待しよう。

（岸辺にサギが集まっていた）