アルゼンチンから砂漠の国へ

2005年~2009年のオリジナル記事に、シンガポール時代の記事と、2009年以降のアメブロの旅行記を転記しました。

中央郵便局

2006年03月03日 | 雑感
2月28日

アパートを解約するには、一ヶ月前にオーナーに通知する必要がある。3月いっぱいでアパートを引き払おうと不動産屋に連絡すると、正式なレターが必要との事。そこで、事務所の秘書にレターの作成をお願いした。

我々が、ここを引き払って日本に帰ることは、公式には発表されていないが、いろいろなうわさで薄々知っているようで、あまりいい顔はしないが渋々レターを作成してくれた。そして、自分で郵便局から出せと言う。内容証明つきのレターになるらしい。非常にそっけない。

自分で行けといわれても、スペイン語で窓口で対応できるわけがない。仕方なく、こんなときはJorge(ホルヘ)の出番、彼に頼むと二つ返事で引き受けてくれた。パスポートが必要なので、翌日の28日にパスポートを準備して、事務所から歩いて10分程度のところにある中央郵便局に出かけた。事務所の5階の窓からほぼ正面に見えるが、目の前にドックがあり、ヒルトンホテルまで行って大回りする必要がある。

アルゼンチンは昔は、世界的な金持ちの国だった。この郵便局の建物も、当時の石造りの風格がある建物だ。内部はまるで博物館のようで、そのままホテルのフロント玄関にしてもいいような立派なつくりをしている。

銀行と同じように、順番カードを受け取り、待つこと約20分、一人$21払い、レターに、郵便局員の見ている前でサインし、パスポートで名前とサインを確認して終了。今回はスムーズに進んだ。

しかし、これがオーナーの手元に届いてから一ヶ月後でないと解約が出来ない。I さんは本日帰国するので、アパートを引き払って鍵を戻したが、3月分の家賃は戻ってこない。不動産屋に割引しろと掛け合ったが、らちがあかない。S君のアパートは11月に契約したので、最低6ヶ月間使用の契約をたてに、今帰国しても、5月分まで支払えと言う。融通が利かないのは、T社と同じだ。

同僚のA社のメンバーは全員家族を連れてきているので、簡単にアパートの解約は出来ない。正式発表があるまでは、手続きはしないと言う。日本人は全員単身で来ているので、こんなときは身軽だ。万一ここで仕事を継続することになっても、ホテルに移ればいい。

まだ正式発表がない。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿