アルゼンチンから砂漠の国へ

2005年~2009年のオリジナル記事に、シンガポール時代の記事と、2009年以降のアメブロの旅行記を転記しました。

DNI取得

2006年03月09日 | 雑感
3月8日(水)

予定より二日遅れたが、DNIをもらいに行った。
身分証明書発行所は、前回にも増して混んでおり、午前中に申請し、午後3時から3時半の間に受付を済ませないと証明書は発行してくれないとのこと。

いつものようにイサベルさんに同行してもらって行くと、例によって便利屋のおばさんが既に受付で番号をもらっていた。30分もかからずに順番が回ってきた。混雑は100人を超えているが、外国人の申請は順番待ちが早いらしい。この混雑は、アルゼンチンの市民は18歳になって、初めて身分証明書を作る人、紛失して再発行に来る人で連日このような状態だという。アルゼンチンの人は、行列になれているというが、もう少し効率的なやり方もあるはずだ。しかし、ラテンの人には、「効率」という言葉には縁がなさそうだ。

パスポートの小型版のようなDNIにその場で写真を貼って、指紋を押して、サインをして、スタンプを押してもらって完了。これで晴れて、ブエノスアイレスの市民となった。



しかし、残念ながら、このDNIは単なる記念品となりそうだ。
これで銀行口座を作り、給料を振り込んでもらう予定だったが、今月末で帰国することになってしまった。11月頃までいるつもりで、いろいろと準備していたが、思わぬ予定変更だ。

スペイン語も中途半端だし、アパートの近所のクリーニング店のおばさんがやっと名前を覚えてくれたところだった。敷居の高かった近所のレストランにもひとりで食事に出かけることができるようになり、これから普通の生活ができるはずだったのに、ちょっと残念だ。



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