特別定額給付金
2020年5月24日
やっとICカードリーダーが届いたので、早速10万円をもらおうと申請しました。
予想通り、お上のソフトはユーザーフレンドリーではなく、1時間あまりかけてやっと手続き完了です。
つまずいたところを記録しておきます。
今月のはじめ、オンライン申請がスマホでもできると言うので、早速申請しようとしたところ、「あなたの機種は対応していません。」とあっさり拒否されました。特定の機種でないと作業できないソフトなんて、プログラマーの手抜きだろう! AndroidかiPhone であれば、機種を問わず対応できるようにするのが親切というものです。
私のシムフリー格安スマホは、対応機種に入っていませんでした。差別です。
仕方なく、パソコンで申請しようとすると、マイナンバーカード読み込みのためにICカードリーダーが必要とのこと。早速Amazonで注文すると、2週間かかりました。Made in Chinaで中国から贈ってきたようです。送料込みで3,500円でした。10万円が目減りです。
さて、カードリーダーをセットして、作業を始めたところ、カード読み込みが出来ません。カードの裏表の差し込み説明がなく、裏返して試したら読み込みできました。
必要情報の入力で、「メールアドレスまたは電話番号を入力する」となっていたので、メールアドレスだけ入力すると、エラーです。電話番号も入力したらセーフでした。
「正しい日本語を使え!」と突っ込みを入れたくなります。
ようやくStep2まで進み、「入力情報を保存」とあるので、正直に保存したら、それから先進まなくなりました。仕方なく、保存した内容を再度読み込み、再度入力を開始したら、Step3に進むことができました。
途中で、念のためと途中保存する動作はしないほうがよいようです。
また、入力したデータの、名前のフリガナが、姓名が逆になっていたので、訂正が必要でした。細かいバグのようです。
さて終盤になり、銀行口座を入力したにもかかわらず、「証拠書類を添付しろ」と、銀行口座の写しを要求してきました。幸い、最近プリンターを高級品に更新してスキャン機能がついていたので事なきを得ましたが、通帳の写しをファイルとして持っていない人は、銀行通帳を写真で撮って、そのファイルを添付する必要があるでしょう。面倒です。
しかも、添付書類は「白黒」と注記されていました。単なる確認書類なのでカラーでもいいはずです。いちいちイラつくお役所仕事です。
最後は、「電子署名」が必須だとありました。サインでもするのかなと思ったら、マイナンバーカード作成時に登録した「パスワード」のことでした。お役所では、「パスワード」を「電子署名」と言うんですね。
やっと申請完了です。
マイナンバーカードの情報は、名前と、住所、生年月日くらいで、この程度の情報なら、住民基本台帳にデータがあれば、コンピュータで照合させればすむことで、お粗末なITシステムです。カードリーダーは、今後は一年に一度確定申告「e-TAX」に使うだけで、コストパフォーマンスの悪い装置です。
こんなシステムで将来のAIの時代に対応できるのか、お寒い限りです。
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