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アルゼンチンから砂漠の国へ

2005年~2009年のオリジナル記事に、シンガポール時代の記事と、2009年以降のアメブロの旅行記を転記しました。

ジェット天秤

2008年01月26日 | 雑感
1月25日(金) 曇り 24℃(5時PM)

昨夜、サウジに帰ってきたが、高速道路で空港からコミュニティーに向かう途中、車のウィンドーに小雨が降った。22日に工事現場でも雨が降ったという情報があった。一年3か月ぶりの雨だ。湿度が高く30℃程度の気温のシンガポールからジェッダの空港に降り立つと涼しく感じる。

一晩寝て、ジェットラグも特に無いので、早速海に出たいところだが、今日は潮位が高い。朝9時10分が満潮で、最も潮位の低かった昨年の7月の干潮時と比べると、90cmも深い。浜に出てみると、さすがに釣り師は見えず、桟橋ではフィリピーノが8人釣りをしている。桟橋の突端が潮に洗われている。このような水位は初めてだ。あまり深いところで釣りをするのも億劫なので、午後3時20分の干潮を待つことにした。70cmくらい浅くなる。

今回は、日本でジェット天秤を仕入れてきた。天秤の先1m弱のところにルアーをつけ、飛距離を稼ぐのが目的。ルアーも、これまで4本、平アジに持っていかれた同じタイプのもの(Rapala XR-12)を買って準備万端。ジェット天秤は、ミニと呼ばれる軽い10号から25号まで数種類持ってきたが、今日はテスト使用のため、10号と25号を準備した。

幸い、3時を過ぎても風は強くなく、白波もほとんどない。
砂浜では、グループでバーベキューをしたり、車で乗り付けて遊んでいる家族連れがいるが、釣り師は一人も出ていない。一人さびしく、4時前からルアー投てき開始。初回は、10号の天秤に、これまで使っていた紅白の小さなミノーで試してみた。初めは天秤とルアーがからまったが、慣れると問題ない。飛距離は5割増しくらい出る。巻きの速さで、ルアーの深さも調整できるようだ。少し沈め気味にしてゆっくり巻いていると、ちょうど4時頃、釣り始めて5分もしないのに当たりが来た。

かなり引きが強く、リールを巻いても巻いても、ドラッグ(逆回転)で糸が出ていく。慎重に、少しずつドラッグを強くして巻き上げる。竿のしなり具合からすると、年末に釣り上げた40cm強のカスミアジよりは、かなり大きい。糸を大きくしているので、簡単に切られることはないと思うが、無理にごぼう抜きすることはしないで、ファイティングを楽しむ。なかなか姿を現さないが、これで今夜は刺身かなと思った途端、ふっと軽くなった。

いつもなら、糸を切られて、ルアーごと持っていかれているところだが、今日は、ルアーもジェット天秤も無事に上がってきた。しかし、ルアーの三又フック2個の両方とも、上側2本、下側1本の針が曲がっていた。3本も針ががっちり掛かっていたら、簡単には外れることがない。たぶん、アジの口と腹の肉を引きちぎって逃げたのだろう。

次を期待して、しばらく粘ったがその後はまったく当たりがない。
お節介な、コーストガードが警笛を鳴らしながらすぐ近くまでやってきて、波が出てきたから帰れと言う。「あと30分だけ釣らせてよ。」と頼み込んで、ルアーを変えて、また25号の天秤も試してみたがやはり当たりなし。少し早いが切り上げることにした。

ジェット天秤とルアーの組み合わせの最初のトライアルとしては上出来だろう。
次回からも期待ができそうだ。


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