カーリングを好きになるまで １

二回に分けてカーリングについて書く。今日は早く帰宅したので、昨日NHK-BS1で放送された『カーリング世界選手権日本代表選考会』の録画を見ております。
トリノオリンピックの中継で何気なく見ていたカーリングとチーム青森。最初は「ルックスいい子が揃ってるなぁ(特にスキップの小野寺さん)」という不純な動機で見てたんだけど、そのうち試合にも興味を惹かれるようになり「ここはダブルテイクアウトで」とか「ペブルの状況が…」とかといったカーリング用語まで覚えるようになった。自分の性格に合っていたんだろう。多分、今なおカーリングに興味を持ちつづけている人たちは自分と同じ理由だと勝手に思っている。メダルは取れなかったけど、カナダ戦とスウェーデン戦、そしてイギリス戦にはしびれた。ちょっとしたブームになるかなとは思っていたけど、それは自分の想像を超えたブームになっていった。
そのトリノオリンピックの終了直後に日本選手権があったけど、カーリングブームの真っ最中ながらテレビ中継がなかった(ブームになることなど誰も予想していなかったはず)。しかしその時は某『巨大匿名掲示板』で文字やホワイトボードを使って、1投ごとの実況ネット配信をしてくれる"神"が現れ、まるで自分が会場にいるかのような興奮を覚えた。書き込みはしなかったけど、知らない者同士が同じ一体感を持つことができたあの時は本当に楽しかった。そしてチーム青森は優勝、ブームはピークを迎えた。
しかしそのままシーズンオフ。それにチームの主力、小野寺さんと林さんが第一線を退くことになり(特に小野寺さんは結婚することになったと聞き、妻子持ちながら結構ショックを受けた)、このままブームも終わってしまうと思っていた。熱しやすく冷めやすい(自分も含めて)それが日本人だから。