夜のとくしま動物園へ

パソコン不調により、久々の更新になりますが…先週の土曜日（9月26日）、ナイター営業するとくしま動物園へ家族を連れて行ってきました。

今年のナイター営業は9～10月の土曜日4日間のみ。以前から人気の企画で、入場は通常通り500円を払えば可能なんだけど、市街地から離れているため、マイカーで来る人たちは駐車整理券の抽選を応募しなければならない。今回はたまたま行けなくなった会社の事務員さんがいて「お子さんとぜひ…」って声をかけていただき、その駐車整理券を譲っていただくことになって…ありがとうございました。

開園は薄暮の夕方6時。とくしま動物園に来るのは2年振りくらいだったけど、今回行っても展示されている動物が劇的に変わっていた…というわけでもなかった。多少のマイナーチェンジはあったんかな？どんな新発見ができるのか…どちらかというと、でも期待よりも「やっぱり何も変わらないんでは…」っていう不安の方が強かった。

でもそんな思いは杞憂でした。今まで何度見に行っても動いているところを見た記憶がない、ライオンやトラやトナカイが所狭しと動き回っていたり、昼間はいつも「ボーッ」としているチンパンジーにお嫁さんが来ていて、夜になって異様にテンションが上がっていたり(笑)、フラミンゴはライトアップされた照明とともに幻想的な光景を見せている。新たに入ったピューマがこれまたカッコイイ。いつもここへ来ると長時間眺めているセイロンゾウは相変わらずだったけど、薄暗い中で見るからどこか違うように感じてしまう。通路は元々は昼間のみだから照明が設置されていないようだったけど、その代わりにLEDで作られた動物やキャラクターが所々に飾られていて、こんなところにも飽きさせないように工夫されている。



もちろん子供は大喜びで…翌日が運動会だったんだけど、はしゃぎ過ぎて疲れが残ってしまい、競技に若干支障が出たような(笑)。園内には自分たちのような家族連れからアベック（死語）まで、たくさんの人。大人の自分たちもとっても楽しむことができました。可能なら来年も行ってみたいと思います。

そういえば村上春樹の短編小説の中で、大雨が降る日に動物園へ行ってつぶさに見る…っていうくだりがあった。タイトルはすぐに思い出せないんだけど、たしかに気になるね。徳島は天候不良が続いているけど、こんな日に動物たちはどんな様子なんだろう。誰か一緒に行きませんか(笑)？