見た目とは裏腹に…

ドラマ『華麗なる一族』もついに終わってしまった。皆さん見てました？結末は知ってたんだけど、やはり衝撃的で…。最初は設定とか分かりにくかったし、７話くらいから「キムタク一人のためのドラマ」って感じになってきつつあったけど、注目度も高かったから、視聴率が30％を越えたのもよく分かる(関西では40％近い数字だったらしい)。
このドラマのキャスティングが凄いことは以前にも書いた。その中でも悪人顔の俳優の割合が圧倒的に多い。配役の都合もあったんだろうけど、「ここまで揃えるか」と言わんばかりのメンツ。
北大路欣也なんか、実際でも「万俵大介」ばりの性格で渡り歩いてるような気がするし、津川雅彦も裏では何人も殺してそうだ。仲村トオルは今でも"カツアゲ"をやっているような目付き。武田鉄矢は金八先生の面影がまったくない。鈴木京香は何人の富豪と寝たんだろう？あんな顔して笑福亭鶴瓶も弟子を何人もシバいてそうだ(しかし鶴瓶はなぜに標準語だったか)。
実際には見た目が怖そうな人は結構面白い人やいい人が多い。自分は笑福亭鶴瓶さん(ちょっと例えが違うかも)に京都で偶然に会ったことがあるんだけど、テレビで見たままの面白い、しかも気を利かせてくれるいい人だった。あの頃、鶴瓶さんは「好感度調査の上位に食い込むことが目標だ」とかテレビで言っていたけど。
当然逆もある。すごくやさしそうに見える人が、とんでもなく性格が悪かったり…。誰とは言わないけど、一度『太陽にほえろ!』に出ていた"超"有名俳優をあるところで見たことがあるんだけど、見てただけで何も触ったり声もかけていないのに、マネージャーに「はーい前。どいてどいて」って言われた。その俳優はサングラスをかけて、会釈もせずにそそくさベンツに(後ろだ)乗って行ってしまった。
見た目はいいけど、マカロニさん…あれは感じ悪いですよ。