ビリー・ジョエルのライブに行ってきた２ @2006福岡

ということで前回の続き。今回もビリージョエルについて。

昨日(12月9日)は福岡yahoo!ドームのライブだった。福岡に行く前の日、会社で「同じ人のコンサート何回も見て面白いん？」って何人かに聞かれたけど、美味しかった店に何度も通ったり、好きなブランドばかりの服を買いそろえるのと同じことだと思って下さい。少なくとも自分にとってはそういうことです。

話は本題へ。座席はアリーナ8列目だったけど、中に入ってビックリ、ステージ真正面でしかも変形ステージだから最前列は6列目。したがって実質3列目(!)。スタジアムライブでこんな席で見たことはない。一生の思い出になります。でも、周りの観客がかなり大人しい。本当は1曲目から立ちたかったけど、周りの迷惑になってもいけないから、ライブ後半になるまで(周りが立つまで)立てなかった。
しかし57才になっても、エンターテイナーとしてのビリーは健在でお尻でピアノを弾いたり、日本だけの選曲ということで『STRANGER』と『HONESTY』がセットインされていたり、ソフトバンクホークスの帽子をかぶって熱唱したり(しかし、大阪ではどうしてタイガースの帽子をつけてくれなかったんだろう?)、楽しいライブだった。

アンコール最後の『PIANO MAN』に入る前、ビリーの曲には覚えのない曲をピアノを奏ではじめた。その途中で"はっ"と気付いたけど、その曲は『IMAGINE』だった。そう、その日はジョンレノンの26回目の命日。ビリーはジョンが射殺されたと聞いて、夜通しジョンの曲を唄っていたらしい。そのエピソードを知っていただけに、余計感動できた。

そして『PIANO MAN』。最後の日本ツアーとかいわれているから、不謹慎にも「ビリーにもう二度と会えないかも知れない」と思いだしたら、思わず感極まってしまった。しかも土曜日だ(歌詞に土曜日が出てくる)。そんな事を思いながら「♪Sing us a song, you're the piano man～」って涙ながらに叫んだ。自分の夢がちょっとだけ叶った。それがビリーに伝わったのかはわからないけど。