おっさんのライフサイズ(classic)

- 過ぎていったこと 選ばなかった道 何もかも、覚めてしまった夢と同じ -  『この世界の片隅に』より

朝青龍問題

2007-09-14 22:12:36 | スポーツ全般
最近、様々な角度で世間を賑わせていた朝青龍がモンゴルへ帰国して、それなりの時間が経った。おそらく、その取り巻いた状況は誰もが知っているはず。
今回の問題も含めて「日本の国技に…」「日本の文化も知らずに」と、最近は蔑視されつつある外国人力士だけど、少なくとも今の日本人以上に日本の古い文化に触れ、それを体感しているんじゃないかと思う。いくら、相撲という”スポーツ”の規則だといっても、いきなり外国から来て、女の子のように髪を伸ばして「ちょんまげ」しますか?オレにはできないね。
以前に朝青龍のことを書いたことがあるけど、自分はそれなりに朝青龍のファンだった。前出したことに加えて、当然のように強いし、優勝時のインタビューも楽しいし、なによりも相撲ファンのこともしっかり考えていた。そして…日本人で抜きん出た力士がいないでしょ?
でも、今回みたいなことになってしまって、自分は朝青龍に対しても、各界の処置に対しても、失望…というか、相撲を見る気が一気に失せてしまった。相撲協会はとりあえず朝青龍をモンゴルに帰して、この事態を一時的にも収拾させようという感じなんだろうけど…逆に、あの”ふがいない”親方あっての朝青龍なんだなって思った。結果として自分は、今開催されている九月場所は一切見ていないし、各力士の星取りなんて知る術もない。
推測だけど、おそらく朝青龍はモンゴルから戻ることなく引退するんじゃないかと思う。帰ってきたところで…きっともう、居場所はないでしょ?
それ以上にマスコミも、わざわざモンゴルまで出向いて取材することはないと思う。「○日振りに姿を現した」とか「施設の風呂に浸かった」とか…知りたい?そんなことなら場所中の力士たちを取り上げてあげた方がいいんじゃないかと思う。
去った者は去った者として、もっと新たなヒーローたちにスポットを当てるべきじゃないかなぁ…って思うんだけど。

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