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101号室(保管庫)

ブログ「101号室」の移転先です。
新規投稿は無いと思いますが記録用に残します。
画像欠落とリンク切れはご容赦を。

新潟のジャグラー

2010-10-18 02:40:00 | Juggling
おさけをのんでます。こんばんはドミノです。

ジャグリングについて色々と考えてました。
ツイッターでのほほんと書こうかと思ってましたが、
色々考えてたらツイッターでは書ききれない量になったので
ブログで書きます。大丈夫かな、酒飲んでるけど(汗)。
間違ったことは書いてないはずだから いいか。

ワタシは新潟県内でジャグリングのパフォーマンスをしています。
最近ふと思ったのは、自分がやるパフォーマンスって
ジャグリングの密度が濃いな、ということ。新潟でダントツの濃さだと思うのです。
ジャグリングが好きだから、そしてジャグリング以外のパフォーマンス
(バルーンアートやパントマイム等)がまったくできないから(汗)というのが理由か。

あとは意地みたいなのもあるんでしょうかね。
プロとかアマとかそういうのはおいといて、
「ジャグラー」と名乗るからには技はタップリやらないとね、というコダワリ。
JJF(日本最大のジャグリングイベント)に行く数少ない新潟ジャグラーだし。

ただ残念なのは、そのようなジャグラーが新潟には自分の他にいないということ。
「そのような」ってのは「ジャグリング密度の濃いショーをする」ってこと。
JJFに行ったり、趣味でガツガツ練習する人は何人かいますが、
その人たちはショーをしない人なので除外。
ぜひマイペースで我が道を楽しく突き進んでいただきたいです。
その方が伸びるし、イキイキと光ってますからね。

新潟にもパフォーマーさんはいます。
バルーンとジャグリング両方やったり、喋りながらのお笑い路線だったり。
個性的で面白いので、その人たちも我が道を突き進めばいいと思います。
クールに技をガンガン決めて無言で「どうだ!」と見せ付けるジャグラーが他にいない。

新潟でそういうパフォーマンスが見れないのがとても残念。だから自分がやる。
JJFに行くような人なら「うはwその程度でw」と笑われそうな内容ですが、
新潟の人にもそういう「ちゃんとしたジャグリング」を知ってほしいから
全国レベルではあまり上手くない腕前でも頑張ってやってます。

自慢になるかな。まあいいか。
ボール、リング、ディアボロ、デビルスティック、シガーボックス、コンタクト、
ハット、シェイカーカップはぜんぶ曲合わせで喋らなくてもできる演目を持ってます。
最近ようやくクラブも作りました(短いし、難しい技できないけどね)。
リング・カップ・クラブ以外はロングバージョン・ショートバージョンの2通りあるし。
やってて自分が楽しいから演目を作るんだろうなー。いつの間にかこんなにできてた。

ここまでレパートリーが多くなくていいし、そんなにハイレベルじゃなくてもいいから
正統派なジャグリングショーを見せてくれる「ジャグラー」が現れてほしいです。
地元でナマでワタシが見たいから。
他県のジャグラーさんで「技で売りたい」という方、新潟が狙い目ですよ(笑)。
今なら正統派のジャグラーがいませんから。
ドミノはハイレベルなことしないし、ときどき超マニアックに走るんで敵ですらないです。

正統派ジャグリングの需要が新潟にあるのかと聞かれると微妙ですがね…。
新潟の一般人はわかりやすくオモシロなジャグリングを好むようですし。
でも目の肥えた人は新潟にもどこかに絶対いるはず。

正統派のジャグリングパフォーマンスが新潟に根付く日はいつか来るだろうか。

ニッポンのシガーボックス

2010-09-28 00:48:00 | Juggling
ワオー、ドミノです。
JJFのレポートを書きたいんだけど、色々やってて時間がない…。

JJFに行って、日本のシガーボックス界について思ったことがあるので
今日はそれを書いていきますね。

JJF後に毎年言ってますが、今年もさらにシガージャグラーのレベルが上がってました。
上手かった人はさらに上手く。何よ、4シガーでシャワーって(汗)。
ダイヤモンドループが続く人も何人かいましたね。それもかなり奇麗に。
レインボーループ人口も増えてました。もはや基本技なのか、アレ。

そんなレベルの上昇が著しい日本のシガーボックス界。
そのキッカケを作ったのは、
私ドミノも出演しているシガーボックスビデオ「十八番」でしょう。
 http://fine.tok2.com/home/ryuhan/ohako/index.html

自画自賛になっちゃうけどこのビデオが出た当時、
シガー界では間違いなく最先端のビデオでした。
他のビデオがほとんど無かったのもありますが、
中身の濃さでは他の追随を許してなかった。うん、ヤバいビデオでした。

ですがハッキリ言いましょう、十八番はもはや昔のビデオだ。
それほど今の日本はシガーのレベルが上がりすぎてるのです
(もちろんそれはイイことですよ)。

あ、これ長文になりそうなパターンだな。まあいいか、続けます。

レインボーループをはじめとする技でシガーの面白さを存分に魅せた竜半氏。
箱の数を増やして一歩先の技にチャレンジしたちゅちゅむ氏。
あらゆる角度からシガーの可能性を探ったドミノ。
自慢のバランス技と斬新な技で見る人に驚きを与えたボーダー氏。
そして人間の限界に挑戦したセバスちゃん氏。

竜半氏はまだトップクラスにいられる腕前はあると思います。
ちゅちゅむ氏はジャグリング界の一線から退いてしまった。
ドミノとセバスちゃん氏は「人は人、俺は俺」でマイペース。
しかもこの2人の後をついてくる人はほとんどいない(セバさんはわずかにいるが)。
ボーダーさんの後継者はボーダーさんと同じ県のぐちお氏かな。

なんか話が上手くまとまらないが、ニッポンのシガー界では
すでに世代交代があったと思います。
とにかく今の若いジャグラーたちは上手いのなんの。


「十八番」を見てシガーが上手くなった人に言いたい。
このビデオが世に出たことに改めて感謝してほしい。
しかし感謝するのは竜半でも、ちゅちゅむでも、ドミノでも、セバスちゃんでもない。

撮影のために高性能のビデオカメラを用意し、
自身が持つ撮影のノウハウを存分に発揮し、
自分の時間を削ってまで動画の編集をし、
ジャグリングショップで売ってもらうようにしてくれたのは他でもない。
ボーダーさんだ。

もちろん「十八番」メンバーの4人も、
ビデオを出せたことに対してボーダーさんにとても感謝しています。
ボーダーさんの功績は、大きい。
しつこいけど、もう1回だけ書かせてください。

シガージャグラーのみんな、ボーダーさんに感謝しろよ。合掌。

 http://juggling.jp/


俺なりのクリスクレモ

2010-09-13 11:48:00 | Juggling
アメリカまで行って憧れのクリスクレモを見てきた。

ドミノの芸風とはまったく違う正統派ジャグラーだけど、
シガーとハットをやる者にとってクリスクレモは憧れの存在。
難しいとはわかっているけど、クリス師の超絶技はいつかはやってみたい。
シガーの中抜き風カスケードやハットの頭バウンス、
そして葉巻の上でハットをバランスさせる技。


検索するとこんな画像が出てくるはず。これが葉巻バランス。

技をやるだけならいいだろうが、ルーチンや見せ方をそのままやる気はない。
オリジナリティを強みにして日本ジャグリング界で生きてきた男だ。
そのへんはわきまえてます。
クリス師も自分のスタイルというものにすごくこだわってるようだし。

それなら自分なりのアレンジが必要だろう。
アレコレ考えて思いついた結果がこれだ!


よっ!


ほっ!


日本ジャンクフード界の2強(ただし旧「ラ王」は生産終了)

ただ思いついただけです。たぶん本番ではやりません(汗)。


失敗の図。
難しい技だからこんな写真ばっかり撮れた(笑)。

我が愛しのKris Kremo

2010-09-02 02:48:00 | Juggling
IJA日記、今回で最終回となります。
ついにクリスクレモ師の記事ですよ。もちろん長文。

今回のIJAフェスティバルではKris氏のスペシャルワークショップが開かれました。
2時間の講座が3日間。内容は、3ボール・3ハット・3ボックス。
通常の参加費とは別に受講料が必要。追加で150ドル。
ではさっそく別会場のワークショップルームに行ってみましょう。


いたー!!
黒のジャージを着てるのがKris氏。白のTシャツがダンホルツマン氏。

ちょっと余談。
実はダンホルツマン氏とはとある動画で共演していました。
すっかり忘れてた(汗)。
 http://www.youtube.com/watch?v=qKAInP_tmHk
0:58にダン氏のユニット。1:34にドミノです。

話を戻してワークショップ。
ボールはともかく、シガーとハットはIJAではプレイヤーが少ないせいもあり
参加者は意外と少なかったです。
プロのジャグラーが多く参加すると思ったら大半はアマチュアで、
それなりに上手い人は半分ぐらいでしたね。
中にはシガーやハットを初めてやるぐらいの人もいましたし。
目的は人それぞれだからいいんですけど。

第1回目はボールのワークショップ。
まずプロかアマかでグループ分けをするとのこと。
Kris氏が直接個人に聞きます。そしてドミノの番。

 ク「君はプロか?」
 ド「いいえ、アマチュアです」
 ク「スパイじゃないのか?(笑)」

いきなりスパイ疑惑をかけられた(笑)。まあスパイみたいなもんですけど。
結局グループは「子供とその保護者」「アメリカの大人」「日本人」の
3つに分けられました。
でもグループ別の内容をするわけではなく、
個人が教えてほしい技をKris氏が直接指導するという形で3日間行われました。

ガチガチに固い内容じゃなくて、クリスクレモと一緒に練習しよう
ぐらいの気軽な感じでした。なんか技を見せてアドバイスを請うと、
オマケですごい技を見せてくれます。
シガーの上投げ式リバースカスケードなんて初めて見たぞ…(かなり凄い)。


Kris氏の参加証。
こういう写真を撮るからスパイ疑惑がかかるんだ(汗)。

2回目はハット講座。
講座の最初に「私の父のパフォーマンス映像を見せてあげよう」とKris氏。
すかさず「おお、ベラ・クレモ(父の名前)ですね」とドミノ。
こういうマニアックな知識を持ってるからさらに強まるスパイ疑惑。

パフォーマンス映像はKris氏持参のノートPCで鑑賞。
ついでにKris氏はi-phone(i-pod touchかも)も持ってて
マシンの操作もお手の物。イメージと違うな~。
You Tube とか知らないようなオジサマの印象だったんだけど、
けっこう先端のテクノロジーを駆使してます。


ほら! Kris氏のあのハットですよ!!
2種類の帽子もさわらせてもらいました。なるほどねー、これが…。
詳しくは書きませんよ。こちとらアメリカまで行って150ドルも払ってるんだー。
カンタンに教えてたまるかー(ゴメンね)。

次の日の朝だったか。日本人ジャグラーのDee氏がスタバで順番待ちの時に
Kris氏に「ひざカックン」をされたそうです(笑)。
なんとなく最初から気付いてはいましたがKris氏、結構おちゃめです。
デキるマネージャーが横にいて、ガードが固そうな印象があったのですが
実際はそんなことなく、ジョークはガンガン飛ばすし
技も惜しみなく見せてくれます。わあぁぁ、イイ人だ~。


2回目にしていきなり記念撮影。

3回目はお待ちかねのシガーボックス。
Kris氏、今ではどの道具も好きだが昔はシガーが一番好きだったそうです。
これはシガープレイヤーとしてはすごく嬉しいお言葉ですね。

IJAに行ったら絶対調べたいことがありました。
それはKris氏のシガーボックスの大きさ。このためにメジャーを持って行ったのだ。
スパイのドミノが大きさを知りたいと申し出たら、
Kris氏「2ドルでどうだ」と(笑)。もちろんジョークですが、
ドミノは20ドルでも喜んで出せます。
サイズを計ろうとしたらKris氏が直接教えてくださいました。
うわー! いいんですか!
サイズはもちろん教えませんよ。アメリカまで行ってるんだから…。
重さは聞きませんでしたが、なんとなく持った感じは覚えてます。


「またお前か(笑)」という感じに言われた2回目の記念撮影。

次の日は誰でも参加可能な「Kris Kremoに色々聞こう」の会。
英語はわかりませんがせっかくなんで聞きに行きました。
まー、ハッキリ書くのはよろしくないんで伏せ字にしますが。

 弟子はいないがアドバイスをしているジャグラーは何人かいる。
 しかし、シャーリ●・ディー●のように勝手にスタイルをコピーしてる
 ジャグラーも多くいる。そういうのは好きじゃないが黙ってるのだそうな。

それ以外にも色々な話が聞けましたがここでは割愛。
http://fine.tok2.com/home/ryuhan/ngrjug/newreport/ija2010/ija2010.html
↑よかったらどうぞ。

日程の都合でKris氏のステージを生で見れなかったのが唯一の心残りですが、
ワタシが敬愛する伝説のジャグラーに会えて、話を聞けたのは一生の思い出です。
ほんと、アメリカまで行ってよかった。
あ、そうだ。シガービデオの「十八番」、Kris氏にプレゼントしましたよ。

ジャグリングのスタイルも腕前も全然違う人だけど、
あんな歳のとり方をしたいなと思いました。
いつまでもジャグリングを楽しむ人でありたいですね。

海外の有名ジャグラーさん

2010-08-17 21:47:00 | Juggling
IJAには海外の著名なジャグラーも参加します。
そこで撮ってきた写真をご紹介。まあ一言でいえば自慢です(汗)。

基本、自分の好みのジャグラーさんしか撮ってません。
他にもアイバン・ペセル氏とかクロックワークの短髪の方(名前忘れた)
もいらっしゃったはず。
ディアボロのオフェック君は撮っとくべきだったかなぁ。
これから有名になりそうな予感。そしてヨーヘン・シェル氏は撮り損ねた…。


シガーをやる人なら知ってるでしょう。ジェフリー・デイモントさん。
今年のチャンピオンシップに出場しました。ステキな笑顔です。


どの道具もそつなくこなすマット・ホールさん。通称「ジャグリング先生」。
日本語を教える先生なので日本語ペラペラ。色々お世話になりました。


アイディア系ジャグラーのマイケル・カラスさん。
この人がやるリングの技がけっこう好きです。


ジャグリング界の古株にして小技の大魔王、ダン・ホルツマンさん。
90年代のIJAのビデオを見て練習した世代なら知ってるかな。
意外と知らない人が多くてビックリした。
自分は30年後こういうジャグラーになってそうな気がする。
目指せ日本のダンホルツマン。


そしてハットをやってる人でも意外と知らない、ハット超人トゥアン・レーさん。
いやいやいや、まさかIJAでパフォーマンスを見れるとは思わなかった。
5ハットの圧倒的な安定感。
JJFに興味津々でしたよ。ゲストの候補としてプッシュしたい。

みなさん(クリスクレモ神を含め)すごくノリがいい方ばかりで、
「本当にジャグリング好きなんだなー」という感じがしましたね。
いい記念になりました。


アイディア系ということで、マイケル・カラスさんにメガネをやってもらった。
いきなりなのにオリジナル技が出る出る。さすがだ・・・。