天上の花

2024年07月26日 | 
昨年初めて知って、8月に見に行った古代ハス。

二十四節気、七十二候によると、
7月12日が『蓮始開(はすはじめてひらく)』となっています。

8月では遅いのかもしれないと思い、
強い日差しが雲に隠れて涼しく感じられる昨日、行ってみました。


着いた途端、日が差してきましたが、すぐに引き上げるので大丈夫。



昨年よりは花が少ないようですが、
今年は白い花もあります。




蓮の花は、このように言い表されています。

美しいふっくらとした蕾、




透き通るような大きな花びら、



青々と涼しげな丸い葉、葉に宿る美しい玉の露。



この世のものとは思えない神秘的な美しさはまさに「天上の花」。



神々しい花を咲かせる蓮は、慈悲の象徴、極楽浄土に咲く花とされ、
仏像の台座の多くは蓮華座(れんげざ)です。


古代人はこんな美しい花を見て、何を思ったのでしょうね。
コメント
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