大晦日といえば、連想するのはやはり『年越し蕎麦』。
街のそば屋さんの前では、持ち帰り用の蕎麦も売られている。
そんな中、日本でも珍しい「そば禁制」の場所が、我が家からも程近いところにある。
北烏山の寺町にある称往院。
関東大震災で被災してこの地に移ってくる前は、浅草にあったという。
その昔、 称往院内にあった道光庵で作られていた「そば切り」が、話題人気となったらしい。
そば屋さんに『○○庵』という名前が多いのは、この「道光庵」人気にあやかったお店が名付けたのが始まりなんだとか。
しかし、本家の「道光庵」は、あまりの人気のため、修行の妨げになるということで、そば禁制となってしまったらしい。
それを記した石碑が、移転先の烏山寺町の称往院内に残されている。
確かに『不許蕎麦 入境内』と彫られた石碑が現存します。
以前は、門の前にありましたが、今は境内に移設されています。
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