図書館でお借りした本
本のタイトルからしてライトな小説かと思いきや、『生きるとは』『赦すとは』『命とは』という重たいテーマが織り込まれ
特別なチカラを持つ小学4年生の男の子が、ある事件をきっかけにココロを閉ざしてしまった幼馴染の少女のために、苦しみながらもある決断をして挑んでいくストーリー。
男の子の『覚悟を決めた答え』と行動に、不覚にも涙が止まらず、、😭
小学4年生にこんなに感情移入できるとは、、いや、させるとは辻村氏の文才はやっぱりすごいなぁ♡
男の子の相談役、秋先生の
『正しいとか正しくないとか、はっきりした答えのある問題ではありませんよ。
ただ、その答えにあなた自身が納得できるかどうか、そこは大事です』
という言葉。
何が正解か分からなくて、人は苦しんだり悩んだり葛藤しながら、自分自身が納得できる『落とし所』を見つけていくしかないのかもしれないな、と思いました。
私がもし、この男の子みたいな特別な『チカラ』を持っていたらどうするか?
色々想像してみましたが、持っていなくて良かった!という結論に
残念ながら、それを背負う覚悟や勇気、器も私は持ち合わせてないっす💧
本を読んで涙ぐむことはあっても、こんなに鼻水をすすりながらポロポロ泣いたのは久しぶり。
涙には浄化作用があると言われてるだけあって、読了感はスッキリでした✨笑
そして、この本の続編ではないけれど男の子と幼馴染の女の子と再会できた本⤵︎
↑主人公の『友だち』という立ち位置で登場。(男の子の名前が初めてわかりました。笑)
辻村氏の小説も、ある本の主人公が別な本でさりげなく登場するので、『これはもしや、あの小説の!?』とまたそちらを読み返したくなります。笑
🌸🌸🌸
3月に入りました♡
揺らぎの季節でもあるので体調を整えながら、春を楽しんでいきたいです♪
☆☆☆