お家断絶

とうとうこの日がきました。

私の旧姓を名乗る最後の人が亡くなりました。
子供の頃から病弱で入退院を繰り返してた叔父です。

いとこから電話があって詳しいことはまた明日連絡するとのこと。
栃木県小山市の方の施設内で亡くなったらしいので良く分からないんだとか。

連休は埼玉に帰ることになりそうです。


この連絡をしてくれた従兄弟の携帯で、
久しぶりに伯母の夫である伯父と話をしました。

伯母が亡くなって息子家族と暮らすようになって半年以上。
耳が遠いので会話になるかと思ったら、なんとなく会話が成立しました＾＾；

『腰が痛いけど、もう少しで元気になるから大丈夫だ！大丈夫だからね！』
大きな声で力強く話してくれました。

久しぶりで嬉しいのと、
元気に生きることにこだわってる伯父の様子に泣けてきました。


おじちゃーん、会いたいよーＴＴ


聞こえてないと思うけど、言ってみました。

電話を替わった従兄弟が『全部聞こえた＾＾』と笑ってました。


こういうのをお家断絶っていうんでしょうかね？
名前が消えました。

それでもお墓は私が守ります。


さっき皆のもとへ旅立っていった叔父の分のお線香を上げました。

父と伯母に向かって、おじさん、そっちに逝ったから、よろしくね。
３人姉兄弟、皆そろったね…と話しました。

子供の心のまま、大人になってしまった叔父だから
あんまり楽しい思い出は無いのだけれど、手を合わせていたら涙が出ました。

やっぱり身内が減るのはさびしいね…。