今日はあかりの参観日。
1年生最後の参観日は、”学習発表会”。
マラソン大会では活躍できなかったけど、
学習発表会なら、あかりにも光が当たることでしょう。
と思ったのにっ!!
なぜかあかりが選んだ”学習発表”は「体育」
しかも、今まで3回くらいしか飛んでるのを見たことのない
あやとび・・・(-_-;)
大丈夫かよ。おい。
しかも、教室に入るなり、あかりが笑顔で衝撃の告白をしてきました。
「あかり、今日、なわとび忘れたんだ!
だから〇〇ちゃんに借りたよ!」
・・・・・・・・。
返す言葉が見当たらないんですけど。
緊張感ゼロすぎるだろ!!
不安は募る一方です。
そんな私の心配をよそに学習発表会は順調に進みます。
国語、音楽、算数と、
子供たちが次々に学習の成果を発表して行きます。
「普通、こういうのって得意な科目を選んぶんじゃないん??
なぜ体育?なぜなわとび??
(そしてなぜなわとびを忘れたのだ??)」
私の中で疑問と不安が膨らみます。
いよいよ体育の発表の順番がやってきました。
あかりの順番は3番目。
1番目の女の子は、華麗にあやとびを20回しました。
2番目の女の子も、リズミカルにあやとびを16回飛びました。
さて、あかりちゃんの番です。
ドスン・・・あぅ!!
やっぱり!!!
1回で引っかかってしまいました。
もう1回チャレンジ!
ドスン・・・・ああっ!!
またまた引っかかります。
チラチラとこっちを見て、苦笑いのあかりちゃん。
お母ちゃんはもう見てられません。
するとクラスの子供たちが
「あかりちゃん、なわとび短いんじゃない??」
「そうだよ!!なわとびが短すぎるんだよ!!」
「誰か長いなわとび持ってない~???」
やさしいみんなの気持ちはありがたいけど、
飛べないのはなわとび以前の問題なんだよ。
もう開放してやっておくれ。
母の声にならない叫びです。
それなのにっ!!
先生が気を利かして、長いなわとびを出してきて、
「これでもう一度飛んでごらん。」
と来たもんだ!
もう逃げられないあかり。
先生からなわを受け取り、再び飛び始めました。
ドスン・ドスン・ドスン・・・・
決して華麗でもリズミカルでもないけれど、
一生懸命あやとびができているではありませんか!!
結果は6回。
それでもプレッシャーに負けず、ちゃんと飛べただけで
お母ちゃんは十分感動したよ!
「おかしいなあ。いつもは8回くらい飛べるのになあ」
いやいや、8回しか飛べないのに、
学習発表会であやとびを選択する、
あかりのその強心臓にびっくりだよ。
びっくりと言えば、その学習発表会の最後。
すべての発表を終え、司会の子が
「それではおわりの言葉です。あかりちゃんお願いします。」
おわりの言葉??
そんなんあかりが言うって、聞いてないぞ!
と思ったのは私だけではないようで、
呼ばれたあかりも、なにやらキョトン。
前に出たのはいいけれど、そのまま固まってしまいました。
見るに見かねて先生が言葉を促すと、
「何を言うか、考えてなかった・・・」
なんとあかりさん、おわりの言葉を言う役だということを、
すっかり忘れてしまっていたのです!!
先生も大慌て!
「さっき練習した言葉があるじゃない!」
「え??なんだっけ??」
みたいな感じでグダグダのまま終わって行ったのでした。
その後の懇談会で、
「今日の発表は、本人が得意なものを選んだんですよね??」
とダメ押しで聞いたところ、
「そのはずなんですけどね。あかりさんはなぜアレを選んだのか、
私も謎だったんです。」
と言われていました。
でもまあ、6回あやとび出来たから、いいことにしましょ。
来年は体育を選ばないでほしいなあ。
心臓に悪いから。