・・・神様のタイミング・・・
お財布が空っぽの時に限って
探していたネコ絵本を見つける
急いでいる時に限って
信号はなぜか赤続き
仕事が立て込んでいる時に限って
友達からの誘いメールが鳴り続く
翌日に大事な会議がある日に限って
ガーリックたっぷりパスタが欲しくなる
材料が揃ってない時に限って
グリーンカレーが作りたくなる
明日は早起きの夜に限って
読みかけの本が止まらない
そんなことって
いっぱいあるけど
見上げた空の色を
楽しめるなら大丈夫
どれもみんな
神様が決めた
素敵な素敵な
タイミング♪♪
http://www.youtube.com/watch?v=oy09yGO_QPY&feature=related
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・・・褪せぬまま・・・
ときが
ボクの中を通り過ぎるのか
ボクが
ときの中を通り過ぎるのか
それとも
ときと共に歩いているのか
時々、考えてみる
言葉は
ときに曖昧で
心を支配したがるけれど
あの日
心に刻んだ風景は
確かなまま
褪せぬまま
いつまでも
心を優しく抱きしめる
http://www.youtube.com/watch?v=mhIzpWDktWw
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・・・キミの感触・・・
涼しさを
ほんの少し通り過ぎ
風が
肌淋しく感じた今朝
この秋初めての
長袖に腕を通す
残念ながら
お洒落なものじゃなく
白地に３本ラインの
スポーツウェア
自分らしくていいや、と
鏡の中のボクが笑う
早朝の
澄んだ空気に触れ
包まれる感じが
とても心地よく
ふと
いつかのキミの感触を
なぞっていた
PS
忙しくしてるんだろうけど
少しは休めてるかな
３日連続で５時起きだったから
少し眠たくなった夕方だけど
充実した日々を
ボクも過ごしているよ
http://www.youtube.com/watch?v=kPM70qyTW84&feature=related
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・・・フィルター・・・
海を通して空を見て
空を通して海を見る
風を通して季節を見て
季節を通して風を見る
花を通して心を見て
心を通して花を見る
人を通して己を見て
己を通して人を見る
ボクを通してキミを見て
キミを通してボクを見る
ときには
何かを通して何かを見ずに
何も通さず何かを見たい
その「何か」がいつも
確かなものじゃなくていいけれど
濁りなきものでありますように
ブレないものでありますように
守られたものでありますように
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・・・エッセンス・・・
パッションフルーツが、ベランダですくすくo(*▼▼*)o ワクワク・・
根詰まりで窮屈そうだった鉢を、
ひとまわり大きなものに植え替えたのが梅雨時。
少し遅かったからか、葉はものすごく元気になったけど
毎年なら夏の頃と秋にそれぞれ咲く花の咲いたのが、
今年は暑さの盛りを少し過ぎた９月１０日の朝。
一輪 
つぼみの頃から、葉やつぼみの根元の蜜に集まる蜂が何種類も。
売るわけじゃないから、ま、いっか～！と眺めながら
つぼみが枯れてしまわないか、内心はらはら。
見事乗り越え、咲いた花は、南国を思わせるような華やかな色。
綺麗というより、なんだか少し怖くもあるような・・・(笑)
トケイソウの名前の通りに、時計の形をした不思議な形状。
翌日には閉じてしまうから、
見つけた朝に丁寧に受粉をし、５日後には４センチほどの実が♪
今はふたまわりくらい大きくなって、成長の早さにいつも驚かされる。
陽に光る透明な蜜は、いつまで眺めていても飽きないくらい綺麗で
これから咲くつぼみもいくつかあり、花の咲く日を待ちながら
実った一個がボルドー色に染まるのを楽しみに待つ日々。
毎日５～６輪くらい花開く先日の朝顔といい
こんな小さな存在でも、
日々の暮らしにエッセンスとなってくれることの幸せ。
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・・・遠くへ・・・
ときどきだけれど
身の回りの
何もかも捨てて
旅に出たくなる
特に何があったわけじゃない
もしも
決めた時間に乗り遅れても
また次の電車はやってくる
それを確かめたいだけ
なのか、な
電車に乗って
自分を知る人の
誰もいない
どこまでもどこまでも
遠くへ
気持ちよくなったら
うたた寝ができるよう
大好きな車はお留守番
目覚めた街で
ぶらりと降りたそこが
潮の香りのする街で
今の季節なら
どこかに
ススキの穂の光る
そんな風景があれば
いいな
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・・・魚好きな人が好きなネコ♪・・・
好きなタイプは？と尋ねられて
「魚の食べ方の綺麗な人が好き」と答え
きょとん・・・とされたことがある(笑)
お肉は少しでいいけれど
魚がとっても大好きで♪
お刺身よりも焼き魚
切り身じゃなくて丸ごと一匹
ローズソルトの粗塩パラパラ
皮のはじける音を聞きながら
強火のグリルで
こんがり焼き目をつけて
何の魚だかわかりながら
骨を綺麗に取り除きながら
ゆっくりのんびり
食べ進むのが好き
最後にお皿の端に残る
整列された骨を見ていると
なぜか
心まで整った気になってしまうから
ふしぎ・・・( =①ω①=)
http://www.youtube.com/watch?v=Hiep_LQN7rs
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・・・それでもそこで生きてゆく強く優しき人たちへ・・・
当たり前にそこにあった
何気ない日常が
当たり前じゃないことで
ある日突然奪われる
流した涙の乾く時間も見つからず
流れた血を拭うことすらできぬまま
こころはそこから止まったままで
止まることなくときだけが流れてゆき
変わり果てた故郷の
見慣れたはずの風景を
まぶたの裏に刻みながら
それでもそこで生きてゆく
強く優しき人がいる
何も知らぬおまえが軽く口にするなと
もうひとりの自分がたしなめる
離れていてもできる何かがあるはずと
もうひとりの自分が背中をなでる
一緒に涙を流すことだけが
優しさなんじゃなく
頑張れと励ますことだけが
優しさなんじゃない
それでもあなたの何万分の一の
涙はやっぱり溢れてきたし
頑張っているのに頑張れと
心から祈らずにいられない
あれから何かが変わっただろうか
一歩どこかへ踏み出せただろうか
きっと何かが変わったよね
一歩だけでも前に踏み出せたよね
土地は今だけ明け渡しても
心さえ明け渡さずにいたら
泥まみれだった足元に
いつか花の咲く日が訪れる
牙をむいた荒海に
生業を求め漕ぎ出す一艘の舟
海の色は変わっても
変わらぬままの空の色
信じて見上げる人々を
救いあげてくれますよう
海を嫌いになれない
心優しき人たちのために
神の恵みの穏やかな海と
あの日の笑顔が戻りますよう
澄んだ空に祈ります
http://www.youtube.com/watch?v=WOBPSA2mdKY
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・・・月と一緒にボクも眠ろうか・・・
西の空
太陽が沈みかけても
心はまだあわてない
夕暮れ時
見え始めたオリオンを
探しては
秘かにこころ躍らせる
丘の向こう
満月にはほんの少し
満たない月が
高いマンションの陰に
隠れてゆく時の
あの淋しさは
言葉なんかじゃ
言い表せなくて
ここにひとり
置いてきぼりにされたような
心細さはなんだろか
今夜
月がもう眠る
月と一緒にボクも眠ろうか
キミの優しい
おやすみなさい
を
思い出しながら
http://www.youtube.com/watch?v=Fn4EOZyEyUI&feature=related
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・・・あなたが泣いた日・・・
穏やかな風が
草を揺らす休日
母が家にいてくれることの
安心感で
いつもの散歩より
ほんの少し遠出した
風の匂いが
秋だったのか
春だったのかは
もう忘れてしまったくらい
昔のこと
草の上
ぴょんぴょん跳ねる
バッタを追いかけていたはずが
両手と両足を投げ出して
いつの間にか
寝てしまったらしく
お陽さまの
まばゆい光にくすぐられ
目を覚ます
影は
真下をとうに通り越し
ほんの少しだけ
傾きかけていて
息を切らしながら
坂道を駆け下りると
門の前を
行ったり来たりしてる
母の姿が目に映る
無事でよかった・・・
そう言って
おばあちゃんが
旅立った日以来
あなたの涙を初めて見た
あの日
抱きしめられながら
叱ることの何もしなかった
あなたの代わりに
あの日の風景の
庭の池で
鯉の尾びれのひるがえる
やけに透明な水音と
エプロンの白さだけが
ごめんなさいを
言い忘れたままの
ボクを
今でも優しく責めるのです
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・・・心の中で祈りました・・・
夏の終わりの花火は
せつなくて
盛夏の頃より
たいせつで
少しの風にも
消えてしまわぬよう
指で挟んだ浴衣の袖で
そっとそっと包み込む
危ないからと駆け寄って
乱暴なくらいに私の手を引く
一生懸命に真剣な
あなたの顔が可笑しくて
ごめん、と
おもわず笑った顔を見て
やけどしなくてよかったと
つられたあなたが隣で笑う
線香花火を
最後に燃やすのは
今年はよそうねと
決めていて
約束通りに
にぎやかに
虹色の花火で
最後を飾る
綺麗に染まる
あなたの顔を
盗み見て
心の中で祈りました
来年も再来年も
いつまでもふたり
一緒でありますよう
心の中で祈りました
http://www.youtube.com/watch?v=vQelL6PO3Lw&feature=related
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・・・蒼の中へ・・・
空が蒼いだけで
心がこんなに軽くなる
空が蒼いだけで
体もこんなに軽くなる
不思議だね
不思議だよ
今ならきっと
風船を一個
指に絡めたら
あの蒼い空高く
飛んでゆけるかな
自分の中の
何かを突き抜けて
高くたかく
蒼の中へ
http://www.youtube.com/watch?v=LvSoaZUy2TU
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・・・責任の取りかた・・・
今朝の朝顔。
４時過ぎに起き、
強い風が心配でベランダに行ったら、３個目の花が咲いてた。
最初の花が咲いたあと、３日続けて一日一輪の花が咲き
７階のベランダで渦巻く台風接近の風にあおられながら、
３個目の花が頑張ってくれてます
しばらく眺めていて思ったこと。
知ってるつもりでいて、忘れてしまってたけど、
朝顔って、咲いたあとの花弁を お行儀よくきちんとたたむんだね (´－｀)
満開に開いた後の、散るまでの花姿っていろいろ。
潔さに代表される椿のように、
その姿のまま散る花があれば、
枯れるまで咲き続ける花、あり。
惜しまれながら一番いい姿で引退する人がいて
何歳になろうが好きな道を走り続ける人がいる
アスリートの姿にも重なって。。。
どれがいい、悪いとかじゃなくて
「責任の取り方」っていうのが花にも人にもそれぞれにあるんだと
大げさなようだけど、思った。
http://www.youtube.com/watch?v=_hX2rvu0H9M&feature=related
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・・・小さな存在・・・
どんな花も
そこに咲いたら愛おしい
大きなプランターの隅っこ
二葉の頃を
誰にも見守られないまま
気づいた時には
朝顔とわかるほどに伸びた
一本の苗
過ぎゆく季節を思い出させるよう
静かな朝にそっと花開く
そのプランターから
最後に掘り起こした球根は
コルチカムだったのか
サフランだったのかさえ
忘れてしまったくらい前のこと
朝顔を育てたのは
いつだったのか
忘れてしまったくらい
もっともっと前のこと
黄色いプランターに
何年も寝かせたままの
痩せた土の中から
今朝
鮮やかな赤紫の朝顔が咲いていた
種は、いつ、どこから？
過去に育てた朝顔は
青紫だけのはずなのに、ね
気まぐれな
夏の終わりの薄い陽ざしを受け
この季節
黄色の小さな苦瓜の花以外
みどり一色だったベランダで
その小さな存在が
ただ、愛おしくて
http://www.youtube.com/watch?v=BCRdTQ4eL-Q&ob=av2e
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