~蒼い時の中で~  いまボクの声はキミに届いてますか?

ボクは今日も蒼い空を見上げています。キミもどこかで見ているだろうか、この空を。
     ー愛しきものへー

『 早起きのごほうび 』

2010-05-31 | Weblog

 

 

 

・・・早起きのごほうび・・・

 

 

終えてない仕事があり、5時前に起きた朝

カーテンの隙間からこぼれる陽射しに喜んだ。


昨夜も、雲の陰からほんの少しだけ覗く月に

おやすみなさいを言ったあと

めずらしく天気予報も聞かないまま

倒れこむように眠りにつき

今日が晴れなのか雨なのかもわからないままだったから。



ベランダに出て、左手 東のほう

丘の上の家々を包み込むように降り注ぐ朝陽を全身に浴びる。

 

見下ろすビルの屋上に当たる朝陽もきれい。

 

 

 

 

大きくゆっくり深呼吸。

体内時計がリセットされてく感覚。


 

週の始まり。

何かいいことがありそうな予感~キラキラ



朝陽は、私をやる気にさせてくれたあと(笑) 今また少し曇り。



ほんのひとときは“早起きのごほうび”だったのかな?

ありがとう。 。。

 

 

みなさまの空が今日も晴れますように。    -ピュア-

 

 

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『 器 』

2010-05-30 | Weblog

 

 

 

・・・器・・・

 

 

コップの水が

あふれ出す前に



自分のこころ

だけじゃなく



あふれ出した水で

誰かの心を

濡らしてしまう前に

気づけてよかった



欲張っちゃいけない



コップには

飲みきれるだけの

水でよかったんだ



足りないときは

おかわりをすればいい



ほんの少し

飲み干せるだけの量

 

 

 

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『 そんな気がした 』

2010-05-28 | Weblog

 

 

 

・・・そんな気がした・・・

 

 

夕焼けの空を

見ていた

 

キミと

夕焼けの空を

見ていた

 

少し北寄りの西の空

 

まるで

極上の半熟卵のような

オレンジがかった

金色の太陽が

マンションの屋上めがけ

ゆっくりと落ちてゆき

 

しばらくたつとそれは

真っ赤なビー玉になって

雲に隠れてしまったんだ

 

 

 

このごろ

夜が少しだけ

苦手になりそうなのは

なんでかな

 

つぶやくボクに

それはね・・・と

言いかけて

 

やっぱり内緒、と

やわらかな唇に

そっと指をあてる

 

理屈で説明しないほうが

素敵なこと

世の中にはたくさんある

 

消えたビー玉を

まつ毛で追いながら

キミは

そう言いたかったのかな

 

そんな気がした

 

 

 

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みなさまからいただいたコメントは大切に読ませていただいてますが
  少し忙しくしててお返しがなかなかできてません。
  ごめんなさい~です。

  どうぞ 素敵な週末を。 m(_ _"m)ペコリ

                    -ピュア-

 


『 いつかきっと 』

2010-05-27 | Weblog

 

 

 

・・・いつかきっと・・・

 

 

すべてが

うまくいってる時には

気づかなかったこと



自分ひとりで

生きてると思ってた

涙なんて

要らないと思ってた

うまくいくことが

当たり前だと思ってた



足を止めてはじめて



そこに咲く花をみつけ

空の大きさに気づき

風のあたたかさを想い



靴の先が少しだけ

窮屈だったことを

ようやく思い出す



そうだ

スニーカーの泥を

洗い流そう

新しい靴を買う前に



たとえ明日が雨でも

少し時間はかかっても



からりと乾くよ

いつかきっと

 

 

 

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『 心がそこにないことを 』

2010-05-26 | Weblog

 

 

 

・・・心がそこにないことを・・・

 

 

いま

目の前に咲くその花



心がそこにないことを

花が知ったら

悲しむだろうか



視線はキミのほう



それなのに

キミをとらえてる

視線のその先



心はそこにあることを

キミが知ったら

悲しむだろうか

 

 

 

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『 みちびき 』

2010-05-25 | Weblog

 

 

 

・・・みちびき・・・

 

 

日常は

ほんの小さな奇跡と

数えきれない軌跡の

積み重ね



もしもそこに

出会いがあったとしたら

ためらうことなく

寄り添い



もしもそこに

別れがあったとしても

悲しむことなく

手を振るよ



どんなことも

いつかきっと

なるようになってゆき



ときの流れに

委ねるうちに



辿りつくべき場所へ

たどりつくのだろう

 

 

 

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『 願うことがひとつなら 』

2010-05-24 | Weblog

 

 

 

・・・願うことがひとつなら・・・

 

 

あなたなら

どうしたいのかを

訊ねられたら

きちんと答えが返せますか



誰かの出した答えを

批判するだけなら

たやすいこと



誰かの示した方向性を

否定するだけなら

たやすいこと



目先の損得じゃなく

自分なら

どうしたいのかを

伝えなきゃ



ひととして

あまりにも無責任



示された中から

選択した答えで

マークシートを

埋めるだけなら

誰にでもできること



たとえば

まっさらな紙に

自分自身の言葉で

自分自身の考えを

静かにまっすぐに

写してみようと思う



今は

進む方向が違っても

願うことがひとつなら

道はどこかで

きっと繋がる

 

 

 

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『 日曜の夜 』

2010-05-24 | Weblog

 

 

 

・・・日曜の夜・・・

 

 

眠たい目をこすりながら

ボク、まだ眠くないもん!



言い張る子どものように



寝なきゃいけないこと

わかっていながら

なかなか寝ようとしない

日曜の夜に



駄々をこねてる

現実逃避かな



外は雨



優しい雨音に

なだめられて



今夜も

眠りにつきます



キミの夢を

願いながら

 

 

 

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『 シュミレーション 』

2010-05-23 | Weblog

 

 

 

・・・シュミレーション・・・

 

 

ボクがこう言ったら

キミがこう答えて



キミにそう言われたら

答えはとっくに

準備できてるのに



そんなときに限って

静か過ぎる風が

言葉をためらわせる



思いきって

言いかけた言葉は

突然吹く風に

声がかき消され



聞こえないフリ

してるのか

本当に

聞こえなかったのか



キミは小首をかしげ

ただ笑ってるだけ



準備してた答えは

何も役に立たず



知らない顔で

そよそよ

穂だけが揺れる

 

 

 

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『 大人と子ども 』

2010-05-22 | Weblog

 

 

 

・・・大人と子ども・・・

 

 

今どきの若者は、と

かつての若者が言う



あんな大人にはなりたくない、と

これから大人になる子らが言う



その後姿で

何を示せたのか

縛り合う大人たち



大人のせいだけに

してこなかったか

教わることに

慣れてしまった子らよ

 

 

大人と子ども

見えてる風景は同じでも




長く四角い

テーブルの端と端



向かい合うだけじゃ

いつまで経っても

その声は届かないよ

 

 

対峙することより

大切な何か

きっとあるはず



 

 

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『 雨上がりの午後 』

2010-05-21 | Weblog

 

 

 

・・・雨上がりの午後・・・

 

 

いつかきっと

四葉のクローバー

探してあげるね



些細なことで

喧嘩したあと



ごめんねの

かわりに

キミに言った



花の香りが

痛いほどの

雨上がりの午後



自分の心を

持て余しながら



光る雫を眺めてた

 

 

 

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『 昨夜は会えなかったけど 』

2010-05-20 | Weblog

 

 

 

・・・昨夜は会えなかったけど・・・

 

 

曇りの日も雨の日も

空を見上げてしまう癖

昔から変わらない



昨夜は雨だったから

会えなかったけど

淋しくはなかったよ



日付が変わる少し前

帰りに寄ったコンビニで



お釣りを渡してくれた

店員さんの指先が

なんとなくだけど

キミに似ててね



ひとりで

妙にドキドキしてた



あ、それから

言い忘れてたけど

3日前の夜



くっきり三日月の上

安心したように包まれた

まんまるな月影が

うっすらと見えていて



絵本の中にいるようで

うれしくて

いつまでも見上げてた



キミを連れて

不思議の国へ旅してる

小さなちいさな

おとぎばなし

 

 

 

http://www.youtube.com/watch?gl=JP&feature=related&hl=ja&v=u0uWdNagLvc

 

 

 

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『 キミといるから 』 

2010-05-19 | Weblog

 

 

 

・・・キミといるから・・・

 

 

いつも元気をもらってるよ

ホントにありがとう

 

キミが言ってくれるから

カン違いしてたけど

 

そうじゃないこと

やっと気づいたよ

 

ひとりで泣くことは

できても

 

喧嘩は

ひとりじゃできなくて

 

幸せも

ひとりじゃあり得ない

 

いつも元気を

もらってるのは

 

本当はボクのほう

 

いつも笑って

いられるのは

 

キミといるから


 

 

 

 

 

 

 http://www.youtube.com/watch?v=LFSulSi9tcY&feature=related

 

 

 

 

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『 筆脈 』

2010-05-18 | Weblog

 

 

 

・・・筆脈・・・

 

 

まっさらな和紙に

文字を写す



心がリセットされる

背中が伸びる



すとん。



ズレてた何かが

まるで

収まるべき場所に

収まってくれたような感覚



子どものころから

大好きだった

こころ落ち着く墨の匂い



不思議なことに

筆を持つ隣にはいつも

忙しいはずの母の

静かな笑顔があって



途中で墨を足すとね

文字が死んでしまうから

心をこめて流れるように

生きた文字を書くのよ



教えられた言葉は

「筆脈」の二文字



意味もわからず

いのちの流れのような

その美しい響きが

こころに刻まれた



ときを経て

見えないものの大切さを

いま思う



 

PS

かあさん

昨日

しばらくぶりに

墨の匂いの空間に

身を置きました



凛としているのに

柔らかで温かい空気



やっぱり

隣にいてくれたんですね

 

 

 

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『 キミの香りに包まれて 』

2010-05-17 | Weblog

 

 

 

・・・キミの香りに包まれて・・・

 

 

いつまでも

甘えていたいと

思ったんだ

その優しさに



いつまでも

触れていたいと

思ったんだ

その柔らかさに



男の子は

いつでも強くなくちゃ!って



幼いころ

母が頭を撫でながら

言い聞かせてくれた

言葉だけど



たまには

あっていいよね

そんな日も



遠のく意識の

その中で



キミの香りに包まれて

ボクはそう思ったんだ

 

 

 

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