~蒼い時の中で~  いまボクの声はキミに届いてますか?

ボクは今日も蒼い空を見上げています。キミもどこかで見ているだろうか、この空を。
     ー愛しきものへー

『 ただ、白く 』

2011-01-31 | Weblog

 

 

 

・・・ただ、白く・・・

 

 

雪の降る町に住む人の

濁りのない瞳に

気づいたことはあるかい



計算の何もない

清らかな心に

触れたことはあるかい



雪の降らない土地にこそ

本当は

必要なのかもしれないと

雪の ただその白が

本当は

必要なのかもしれないと

ときどき思う



猜疑も欺瞞も

嫉妬も憎悪も

尊大も豪語も

意味を持たず

全て白に染め

包容に変える



雪の降らない土地にこそ

本当は

必要なのかもしれないと

ときどき思う

 

 

巨大なビルに包まれた

眠らない夜の闇じゃなく



自身の美しさを知らぬ

白い花よりも優しく包む

 

 雪の ただ、その白が



 

 

 

にほんブログ村 ポエムブログ 自作詩・ポエムへ

 自作詩・ポエムランキング  (携帯用)  

↑ 詩に感じるものがありましたら どちらかクリックいただけると嬉しいです。


『 近況 』

2011-01-23 | Weblog

 

 

 

・・・近況・・・

 

 

いつもピュアの言葉を読んでくださってありがとうございます。m(_ _"m)ペコリ

寒さも厳しい折、皆様は風邪などひいていませんか?

 

写真は少し前の朝陽です。
年が明けてから雨も降らずに毎日いいお天気が続いていて
見たくても夕陽は見られないことも多いけど
深夜活動の続く体内時計を整え、一日の元気をもらうためにも、
朝陽は必ず浴びるようにしています。

ブログにもなかなか来られないけど、私は元気ですょ。
昨夜は空手の後
久しぶりに10時間寝られて、何日分かの睡眠を。v(^^*) ヤッタネッ!


いま、集中して取り組んでいることがあり
しばらくの間、更新が滞ったりコメントにお返事ができません。

詳しくは書けませんが
仕事のシフトを替えてだったり、仕事が終わったあとの深夜だったり
休日までも時間を使ってくださる先輩たちの
大切な時間を無駄にしないためにも。

いま自分にできる限りの頑張りでお応えしようと思います。

中途半端な覚悟じゃできないことがわかったから。

10年後に後悔しないために、「いま」を楽しみながら
本気で自分を追い込んでみようと思います。


時間に少し余裕ができるまでコメント欄を閉じておくことも考えましたが
ここでの唯一の通信手段なので、
連絡等のためにもあえて閉じないでおきますね。


私にとって、言葉を綴ることは「体温調節」のようなもの。
もし少しでも時間ができたら、時々でもこうやって

ブログには何か載せられたら、と思っています。

わがままでごめんなさい・・・ですが、
コメントをいただけてもお返しはなかなかできずとても心苦しい状況なので
軽~く読み流してくださいね。


大人になってからも何かに夢中になれること、
ちからを貸してくださるたくさんの先輩たちがいてくれること、
本当に幸せです。 


期間はわかりませんが、少し長くなると思います。

またここで皆様とお会いできる日を楽しみにしています。(*'ー'*)♪

              -ピュア-

 

 

 

にほんブログ村 ポエムブログ 自作詩・ポエムへ 

自作詩・ポエムランキング  (携帯用)  

↑ 詩に感じるものがありましたら どちらかクリックいただけると嬉しいです。


『 一枚の年賀状 』

2011-01-20 | Weblog

 

 

 

・・・一枚の年賀状・・・

 

 

先生 お元気ですか。

もう何年お会いしてないでしょうか。



「親のことだもの、今やらなきゃ一生後悔するから。」

潔くそう言って

子どもたちを新しい先生に託したと聞きました。

本当は言葉に尽くせないほど迷ったでしょうに。




最近義母の症状はますます進み

毎日、朝から晩まで一緒にいる私のことも

時々わからなくなってしまったりするけれど

ふたりで手を繋いで散歩をしたり

空を眺めたり色づく葉を数えたり。

そんな何気ないことが

生きてる、と

ちゃんと生きてると思えてくるから不思議よね・・・。



「遠くで汽笛を聞きながら」

あなたと歌ったこの曲を懐かしく思い出します。




そう書かれていた、もも色を思い浮かべる柔らかな文字の年賀状

何度も手に取り読み返しています。



先生 お元気ですか。

おかげさまで

僕は今日もこうして元気でいます。

先生の大好きなこの曲

今ではひとりで歌えるようになりました。



たったひとつの後悔は

「あなたと歌ったこの曲を懐かしく思い出します。」

その文章を読んでもすぐには思い出せなかった

あれほど別れを惜しんだはずのあの日の風景。



一番苦しかったとき

「あなたはそのままでいいよ、大丈夫!」と

涼しくまっすぐな瞳で励ましてくださった。



ご恩返しは

いつまで経ってもできそうにありません。



空を眺め、風を感じ、花の色に気づく。

決して生易しくはないでしょう、お忙しい日常に、 

先生とお義母さんにとって

今日もそんな時間が そっとありますように・・・。m(_ _"m)


何もできない僕は せめて祈ります。

 

 

 

http://www.youtube.com/watch?v=2POwqLX6KyA&feature=related



 

 

 

にほんブログ村 ポエムブログ 自作詩・ポエムへ 

自作詩・ポエムランキング  (携帯用)  

↑ 詩に感じるものがありましたら どちらかクリックいただけると嬉しいです。


『 初夢 』

2011-01-20 | Weblog

 

 

・・・初夢・・・

 

 

長い長い坂道。

重たい荷物を積み、自転車を押していた。



峠はすぐそこのようにも見え、

まだまだ遠いようにも見え

押しても押しても辿り着かないどころか

荷物が重くてなかなか前に進まない。



汗を拭きたくても

片手を離したら自転車ごと

今来た道を転がり落ちて行きそうで

流れるままにひとりで頑張っていたら。。。



ふっと、自転車が軽くなり

振り返ったそこには大切な人。



何も言わず

後ろから自転車を押してくれているその目が 

笑ってたよ。



「ひとりで頑張らないで。」 

声が聞こえた気がした。


- 2011・1・11 ようやく見た初夢 -



 

 

にほんブログ村 ポエムブログ 自作詩・ポエムへ 

自作詩・ポエムランキング  (携帯用)  

↑ 詩に感じるものがありましたら どちらかクリックいただけると嬉しいです。


『  freedom ~虹色の夢~ 』

2011-01-07 | Weblog

 

 

 

・・・freedom ~虹色の夢~・・・

 

 

しゃぼん玉

ふわり

飛んでく



夢を乗せ

青空に

いっぱい、いっぱーい



2階の窓を越え

7階の窓を越え

風に乗って空高く

どこまでもどこまでも

舞い上がる



足元の草の上

まだ固い蕾の枝の先

牧場の牛のお乳の片方

ピンクのリボンの豚の耳

塀の上のネコのしっぽ

おばあちゃんの優しい杖

すやすや眠るベビーカー



辿り着いた先

パチンとはじけて

虹色の夢が飛び出した



縛られることなど

何もない

自由なキミの

そのままに



透明な風に乗り



しゃぼん玉

どこまでも

自由に飛んでくよ♪

 

 

 

http://www.youtube.com/watch?v=r6iWmq0DIjo&feature=fvsr

 

 

 

 

にほんブログ村 ポエムブログ 自作詩・ポエムへ

自作詩・ポエムランキング  (携帯用)  

↑ 詩に感じるものがありましたら どちらかクリックいただけると嬉しいです。


『 YとZの記憶 』

2011-01-06 | Weblog

 

 

 

・・・YとZの記憶・・・

 

 

前と後ろ、後ろと前

右と左、左と右



窮屈になったら

ナナメの位置で

少し距離を置く



Z:ボクタチってさ

  いったいいつから

  ここにこうして

  並んでるんだろうね



Y:さぁ~

  よくはわかんないけど

  人間がこの世に生まれて以来

  ずっと、かな?



  もしかしたら

  人間が生まれるもっと前

  神様が創ってくれた

  文字かもしれないし



Z:そういえば

  逆の意味で

  AとBもそうだけど

  どうしてYの次がZで

  Zの後ろには

  誰もいないんだろう



Y:「それがZの役割・・・」

  そういうことなのかも



Z:「Zの役割・・・?」



Y:そ。

  いつも一番うしろにいて

  みんなを守る、って役割

 

 

  不思議と 安心できるっていうか。。。



 

 

 

にほんブログ村 ポエムブログ 自作詩・ポエムへ

自作詩・ポエムランキング  (携帯用)  

↑ 詩に感じるものがありましたら どちらかクリックいただけると嬉しいです。


『 幕開け 』

2011-01-04 | Weblog

 

 

 

・・・幕開け・・・

 

 

降り注ぐ光に守られて

新しいときが始まる



流れていた時間は

一瞬のように思えて

本当は長いかもしれない

長いように思えて

わずかだったかもしれない



触れなくていいことは

心の奥

そっとしまって歩き出す



掌からこぼれる今日に

明日を探せない日が

あったとしても



たとえば

確かなものが

何も見つからない

そんな夜があったとしても



ビルの上

草の陰

明日は平等に開け

 




冷たいてのひらを

温めてくれる日差しに

閉じていた指が開く



確かなものが

そこにひとつ



 

 

 

 

あけましておめでとうございます。

  とても遅いご挨拶になりましたが、

  今年もどうぞよろしくお願いします。  (。_。)ペコッ    -ピュア-

 

にほんブログ村 ポエムブログ 自作詩・ポエムへ 

自作詩・ポエムランキング  (携帯用)  

↑ 詩に感じるものがありましたら どちらかクリックいただけると嬉しいです。