アマノジャクの御託ならべ

チキンハートの一匹狼で天の邪鬼な私のゴタク集です。

「火だるまのオレがなぜ!」星野氏、WBC監督を断る

2008-09-16 | gooニュース
“火ダルマ”星野氏WBC監督固辞の意向(日刊スポーツ) - goo ニュース
北京五輪でメダルを逃した星野ジャパンは、帰国後、厳しい批判にさらされた。
「批判はおれ1人が受ける」と矢面に立つことを覚悟していたが、
体調を崩して数日間寝込んだほどだった
・・・そうです。
4位に終わった五輪での星野采配に批判が集中している・・・ようですね。

確かに、4勝5敗と負け越しの惨敗。
もちろん、負けた結果には「敗因」があります。
それを分析することは勝負事に必須でしょう。

でも、そんなことは、我々が「あーだの、こーだの」言わなくても、
星野ジャパンの関係者が一番、判っていることであります。

選手は、手を抜いてエラーをしたワケではありませんし、
不摂生で調子を落としていたワケでもありません。
監督も、気を抜いて半端な采配をしてたワケではないのです。

相手チームだって必死なんですから、ガチンコの一発勝負には、
最善を尽くしたって負けることがあります。
監督の采配というのは、セオリーであろうがなかろうが、
当たるトキもあれば、ハズれるコトもあるのです。

また、プロ野球のトップクラスの選手でも、
個人的に調子の波というのが必ずありますし、
チーム一丸の気持ちがカラ回りしてしまう場合もあります。

私の素人目には、星野ジャパンの「一生懸命さ」と「責任感」が、
今回の五輪では、全て裏目に出てしまった・・・というような印象でした。
敗戦には、裏目や誤算が付きモノです。
しかし、たとえ「ソレ」が主要な敗因であっても、
重い任務を背負った一生懸命の結果の「ソレ」を誰が責められましょうか?

実は正直言って、私としても、アジア予選で戦ったメンバーに拘わることなく、
今シーズン、絶好調で体調万全の選手を五輪メンバーに選抜して欲しかった、
・・・という思いが、ありました。

でも、私たち凡人には到底できない戦いを、
星野監督はじめ選手たち、プロの彼等に一任全託したのですから、
ベスト戦力を選ぶのも、作戦をたてるのも、采配をふるうのも全て、
現場で戦いを指揮する監督に御任せして、私たちは、
選抜された選手たちが実力を出し切れるような応援で援護するべきなのです。

そして、それがどんな結果であれ、彼らが戦いを終えて帰って来たら、
「御苦労様でした」と、迎えるてしかるべきと思うのです。
だって、彼らは、私たち日本人の代表として戦う・・・という、
しかも、メダルを当然のように期待されて・・・という、
大変なプレッシャーの中で遠征し、心身を疲弊させて母国に戻って来たのですから。
戦い敗れて、誰よりも深い傷心を抱えているのは彼らなのですから。

それなのにあろうことか、ただ負けたからと言って、直後から批難の嵐。
「申し訳ない」と詫びて、帰国した星野監督に更なるバッシングとは・・・。

本当に野球を愛し、心から日本を愛し、たとえテレビの前でだけでも、
せめて寝食を忘れるくらい必死の応援で共に戦った凡人が、
「今度は負けるな!」と、叱咤激励するのならいいのですが、

たかが一介の野球ファンが、平和ボケな傍観者の自分を棚に上げて、
「闘志が足りない」だの「ハングリィ精神がない」だのと、
エラそうに吐くのは、如何なものか?

まして、お花見感覚のそこいらの日本人が、群集心理に駆られて、
話題を肴に何かに付けて、酔って騒ぎたい欲望を「ここゾ」とばかり、
メディアから伝え聞くキィワードを駆使して、
したり顔で「星野采配にダメ出し」するのは、如何なものか?

結果が出てから、こういうコトを言うのも何ですが、
私は、今回のメンバー「の状態」では、メダルは難しいと思っていました。

でも、王さんが監督を務めたWBC優勝の時のように、運を味方に付けて、
且つ、実力を120%出せれば「金」もアリかな?・・・と。
また、地力的にキューバには劣っても、3A級選手が選抜されたアメリカや、
日本のプロ野球より歴史の浅い韓国とは互角以上では?と見ていたので、
実力を100%だせれば「銀or銅」という淡い期待もしていました。

残念ながら、今回のベストメンバーは、故障・不調とプレッシャーで、
本来の実力がそのまま出し切れていなかったと思います。
星野監督も「ベストな状態に持っていけなかった」と仰っていましたが、
もちろん、私は、そのことで監督や選手を責めるつもりは全くありません。
ただ私にとっても、悔しさが「ソコ」にあったのは確かです。

「日本は決して弱くない」と、星野監督は仰いました。
私もそう思いますが、今回の五輪戦で目を見張ったのは「韓国の強さ」です。
実際、数年前から、勝敗成績では、韓国野球の方が日本野球に勝っていました。
強くなってるとは思っていましたが、今回、思った以上に強くなっていました。
何しろ、キューバに勝っての全勝優勝なんですから。
これはもう、素直に認めざるを得ませんし、率直に祝福しましょう。

また、アメリカ野球の底力(3Aの地力)にも感服しましたね。
星野ジャパンは、結局、上位の他国チームには完敗でした。
韓国や3Aを見くびって足をすくわれたという展開でもありませんでしたので、
振り返れば、順当な「実力負け」ということのようにも感じました。
地力を出し切れなかったことも実力のうちですから・・・ね。

星野監督「たたくのは時間止まってる人」(日刊スポーツ) - goo ニュース

私は、仙ちゃんの「新たな夢の挑戦」に、これからも期待します。

罪と罰・・・

2008-05-31 | gooニュース
長崎市長射殺「選挙テロ」に下った死刑判決(読売新聞) - goo ニュース

昨年4月、当時の伊藤一長・長崎市長を射殺したとして、
殺人罪などに問われた元暴力団幹部の被告に、長崎地裁は死刑判決を言い渡した。

検察側は「選挙テロ」だと主張し、
裁判官も「暴力によって選挙運動と政治活動の自由を永遠に奪い、
民主主義社会において到底許し難い犯行」と指摘した。

そして「動機や結果の重大性などを踏まえて、
被害者が1人であることなどを十分に考慮しても、
極刑を科すことはやむを得ない」・・・と。
また、死刑の理由として、
「同様事件の再発防止を求める社会的要請が大きい」ことをあげている。

マスコミ関係は、こぞって、この判決を支持しているようだ。
この記事の記者は、法と警察の連携で「暴力団犯罪」の厳しい取締りを要求し、
すべての組織が毅然と対応し「圧力をかけても無駄だ」ということを、
相手に理解させなければならない、と主張している。

どうも、ここに、言論の自由を大義名分にした扇動力を誇る、
メディア組織としての本音が隠れているみたい・・・。

世論はおおむね「死刑判決は妥当」という評価のようだし、私もそう思う。
ただ、殺人行為の「オトシマエ」としては「妥当判決」と考える私にとって、
同様の犯罪を防ぐ「ミセシメ」としての「死刑」を支持する論調はチョッと違うかな。

人殺しは、どんなカタチであれ、最も残虐で凶暴な極悪犯罪だと思う。
だから、どんな理由があったにしても、絶対に犯してはいけない罪なのだ。

その殺された人が、政治家だろうが、パートのおばさんだろうが、
いたいけな子供だろうが、家族の居ない老人だろうが、
屈強のプロレスラーだろうが、無職のホームレスだろうが、

また、その殺人者が、暴力団だろうが、ワーキングプアだろうが、
少年だろうが、心神喪失者だろうが、
もちろん、たとえそれが「私」であっても、

誰でも「殺人という罪には、極刑という罰が妥当」だと思う。

そして、殺したその動機が、理不尽なウラミだろうが、正当な憎しみだろうが、
快楽殺人だろうが、仇討ちだろうが、虐待だろうが、シツケだろうが、

被害者が一人だろうが複数だろうが、
その殺人に、計画性があろうがなかろうが、
その後、逃亡しようが自首しようが、反省しようがしまいが、
その殺人の結果が、民主主義を揺るがす問題であろうが、なかろうが、

全て「殺人という罪は、極刑という罰に値する」と思う。

殺人とは、それほど、取り返しのつかない大罪であり、
絶対あってはならない犯罪なのだ。私の中では。

・・・しかし、私のような、無能凡人の小市民一人くらい、
どのような理由で、どのような殺し方をしても、
たぶん、その殺人者は極刑にはならない・・・だろうね~。

橋下知事が朝礼。女性職員が噛み付く一幕 - goo ニュース

2008-03-19 | gooニュース
橋下知事が初朝礼 女性職員、発言にかみつく一幕(朝日新聞) - goo ニュース

始業前の朝礼を提案した橋下知事。
府幹部から「始業前の朝礼は超過勤務になる」と指摘され、
「ならば勤務時間中のたばこ休憩や私語は全部減額させてもらう」と迫った。

これに対し女性職員(30)が立ち上がり、
「どれだけサービス残業をやっていると思っているのですか。
あなたはきれいなことを言っているが、
職員の団結をバラバラにするようなことを言っている」と不満をぶつけた。

・・・という、一幕ですが。

朝礼が始業前で有ろうと無かろうと、
「勤務時間中のタバコ休憩は減額」これには「非喫煙者の私としては」拍手。
「勤務時間中の私語も減額」これにも「無口な私としては」腹の中で拍手。

日頃、当たり前のように始業1時間前には出勤して、
朝礼をやってる時間がもったいないほど、
時間に追われる「忙しい仕事を担当している私としては」、
「超過勤務手当て」が有っても無くても、始業前の朝礼は歓迎ですけど・・・ね。

しかし「低所得者&納税者の私としては」、
私より所得に恵まれた公僕さんたちが「始業前の朝礼」に出るだけで、
「超過勤務手当て」をもらえちゃうってのは、正直言って「ブー!」ですな。

・・・ところで、
「どれだけサービス残業をやってると思っているのですか!」と、
橋下知事に噛み付いたアノ女性は、サービス残業を「全くしていない」そうで~す。
テレビのインタビューで彼女自身が明かしていましたよ。

自分がサービス残業してないのに「よく言えた」ねぇ~。
カメラが入っていることと、公務員の団結意識が、気を大きくさせたのかな~?
彼女の決起の是非は別として、もし民間企業の社員だったら、
不遇な立場・環境に追いやられるでしょうね・・・彼女みたいなタイプは。

27年を経て・・・

2008-02-26 | gooニュース
「ロス疑惑」の三浦元社長、27年を経て米で逮捕(読売新聞) - goo ニュース

・・・凄い執念ですね、アメリカって。
未解決事件に対しての、こういう面は「さすが!」と言うか・・・敬服します。

アメリカでは「殺人事件に時効は無い」そうです。
こういう事は、日本も倣って欲しいな~。

尊い命を奪った犯罪に、時効があってはイケナイでしょ。

笑みを浮かべながら・・・

2008-01-23 | gooニュース
「ゆとりない」が5割超=物価高が直撃-日銀生活調査 (時事通信) - goo ニュース

この手の話題で、テレビ報道の「街頭インタビュー編」を、
ちょくちょく見かけますけれど、

インタビューに答える皆さん、カメラ映りを意識してか?
・・・口元に笑みが浮かんでいるんですよね~。
「ゆとりがない」とか「生活が苦しい」とか?
・・・そんな深刻な状態とは、とても思えない表情なんですよね~。

恐ろしいことに、殺人事件の取材インタビューでさえ、
笑みを浮かべながら応じている人も居るし。

笑える奴にとっては「所詮、他人事」なんだろうな。