笑みを浮かべながら・・・

「ゆとりない」が５割超＝物価高が直撃－日銀生活調査 (時事通信) - goo ニュース

この手の話題で、テレビ報道の「街頭インタビュー編」を、
ちょくちょく見かけますけれど、

インタビューに答える皆さん、カメラ映りを意識してか？
・・・口元に笑みが浮かんでいるんですよね～。
「ゆとりがない」とか「生活が苦しい」とか？
・・・そんな深刻な状態とは、とても思えない表情なんですよね～。

恐ろしいことに、殺人事件の取材インタビューでさえ、
笑みを浮かべながら応じている人も居るし。

笑える奴にとっては「所詮、他人事」なんだろうな。

客観的に・・・

渋谷の女子大生誘拐事件　２被告２審も無期(産経新聞) - goo ニュース
リンチ殺人で控訴棄却、当時１６歳の少年に懲役１５年(読売新聞) - goo ニュース

この２件の判決から、
今年２００８年中には出所すると言われている、
「女子高生コンクリート詰め殺人事件」の主犯格Ａ（懲役２０年）と、
その３人の子分（懲役３年～１０年で、既に出所）たちは、
いかに当時の「少年法」に守られていたかと思う。

要は、加害者が「どれほど」被害者を苦しめたか？
「どのように」被害者を死に至らしめたか？
・・・刑の重さは、それに応じたものにしたらいいのだ。
少年であれ成人であれ、それこそ、客観的にね。

逃げ得・・・

３児死亡事故、被告に懲役７年６カ月　危険運転適用せず(朝日新聞) - goo ニュース

この被告人、飲酒運転でひき逃げした上、飲酒の証拠隠滅を謀り、
弁護人に入れ知恵されるまま（危険運転到死罪に値する）事実をひた隠して、
・・・「懲役７年６ヶ月」。

この裁判で判ったことは、加害者が飲酒運転で事故を犯してしまった後、
すぐさま誠心誠意、救助にあたり、正直に酩酊状態だったことを認めたら、
「懲役２５年」になってしまう・・・ということだ。

私としては、危険運転よりも、ひき逃げの方が２５年にあたる重罪だと思うし、
また、自分に不利益な真実は語らないという加害者の神経が、何より許せない。

しかし、情状酌量の余地の無い、そういう不届き者が、
本来なら三つの罪を合わせて１３年のところ、日本の法律と裁判では、
併合罪に関する規定とやらで７年６ヶ月に大幅減刑される・・・らしい。

この件で「法律は不道徳な加害者を守るためにある」ということを、私は痛く知った。

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笑えない「天才！志村どうぶつ園」

テレビ番組「天才！志村どうぶつ園」では、
レギュラー出演者が、ゲストのペット飼い主さんを当てると、
豪華料理を口にできるというコーナーがあり、

それを食して味を堪能したバラエティタレントたちが、
毎度毎度、超満足の表情と何らかのコメントを大袈裟に発して、
スタジオ客の羨望の叫びと笑いを促しているが、

肉食が苦手な私としては、ちっとも羨ましくないし、
何より「笑えない」のである。
だって、牛も豚も鶏も魚介類も動物ですよ～。
あの番組は「動物の愛育」が主旨でしょう？

野暮なことは言いたかぁ～ないが、
番組の冒頭で、肉料理を前にして生唾を飲み、
ウットリした表情で肉を噛み噛みしたニンゲンたちが、
その後、動物のＶＴＲを観て「かわいい～」を連発したり、
いくら動物の飼育に励まれても「ナンだかなぁ～」って思ってしまう。

笑いをとるため、タレントは「おいしい～」と素っ頓狂に叫び、
エキストラは「いいなぁ～」と応えてスタジオを盛り上げる、
あの演出に疑問を感じ、あの繰り返しにウンザリしてるのは私だけ？

■「天才！志村どうぶつ園」（goo Wikipedia）：
http://wpedia.search.goo.ne.jp/search/93287/%C5%B7%BA%CD%21%BB%D6%C2%BC%A4%C9%A4%A6%A4%D6%A4%C4%B1%E0/detail.html?mode=0