世界遊戯博物館ブログ

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ドッペルコップとオーストリアの地方札

2009年02月01日 | 世界のゲーム
昨日、友人が主催するトランプ会で、ドイツ人・トランプ講師Tさんを招き、「ドッペルコップ」と「スカート」を遊びました。
「ドッペルコップ」と「スカート」は、ドイツでかなり盛んなトリックテーキングゲームです。
どちらもかなり面白く、あっという間に時間が過ぎてしまいました。

 

終了後に、Tさんにお願いして、ドイツの「ドッペルコップ」の専用デッキを譲ってもらいました。

ドッペルコップの専用デッキは、各スートの「9・10・B(ブーベ・J)・D(ダーメ・Q)・K(ケーニッヒ・K)・A」の24枚を2組、合計48枚のカードで構成されています。

以前から家にあったオーストリアの地方札で、24枚1デッキのものがあり、使用用途は何かと思っていたのですが、枚数的にもしやと思い、デッキのパッケージを見てみたら、「Doppelkopf(ドッペルコップ)」と思いっきり書かれていました。

つまり、この24枚のデッキは、2組揃えてドッペルコップをする用のデッキだったのでした。
オーストリアの地方札もジャーマンスート(ドイツのスート)で、ドイツとの歴史関係からも、ドッペルコップが行われていても不思議ではないと思いました。

この「ドッペルコップ」と「スカート」は、一生を通して遊べるゲームで、ドイツ人の方々とも仲良くなれるので、これからもやり込んでいこうと思っています。