まちかど逍遥

私ぷにょがまちなかで遭遇したモノや考えたコトなどを綴ります。

寂しき水軒駅跡

2008-04-12 01:42:27 | 鉄道風景
水軒堤防に沿ってずっと南へ下ると、水軒駅跡があった。
ついこないだまで使われていたようなおもむき。


水軒駅は1971年開業というからそんなに古くない。
しかし2002年に廃止。32年間とは、何と短命な。
開業当初から電車は一日2往復だけだったという。


線路の真ん中に木が若芽を吹いていた。
鉄道の廃止と引き換えに生き延びる命がある。



車輪止めの先は・・・港。
陸と海の結節点としての駅。しかし貨物列車は一度も走らなかったそうだ。


時代のはざまに生まれて消えた路線。。。その運命が哀れに思えてならない。

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2 コメント

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水軒駅 (マユ35)
2008-04-12 07:14:34
今から14年前の冬に訪問しました。電車の乗客は勿論私だけでした。南海電車の路線と思われ勝ちですが、久保町以南は和歌山県の所有で、南海が借用の形を取っています。水軒行きが乗客では無く空気を運んでいたのは、権益確保のためと聞いています。雑賀崎まで延長していたら観光路線として注目されたでしょうね。
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ふ~ん (ぷにょ)
2008-04-14 15:00:41
賢三さんもそのようなことを書かれていましたね。
水軒堤防は石垣の上に土がかなりかぶっていて
軌道敷としての使用なら問題なく、史跡の保全上
むしろ都合よかったのかもしれませんね。

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