まちかど逍遥

私ぷにょがまちなかで遭遇したモノや考えたコトなどを綴ります。

長良川鉄道 大矢駅と美並苅安駅

2011-05-07 22:48:35 | 鉄道風景
ずいぶんほったらかしにしてたが・・・長良川鉄道続き。

1/3ぐらい行くと、長良川鉄道の名の通り、車窓に長良川の青緑色の流れが見えてくる。

乗り合わせたおばちゃんが、いろいろ教えてくれる。
母野と書いて”はんの”、木尾と書いて”こんの”と読むのよ、八坂駅はもとは半在と書いて
”はんざい”という名前だったんだけど、音がよくないといって住民が要望して、数年前に
八坂という名に変わったのよ、ずーっと慣れ親しんだ名前なのにねぇ。


下呂温泉からの帰りというそのおばちゃんと共に大矢駅で降りる。ありがとうね~

大矢駅は付属の建物がいろいろあり、富加や関よりもさらにいい雰囲気。

貨物ヤードがあったと見え、行き止まりの側線が残っている。
明知鉄道の岩村駅や、因美線の美作滝尾駅の雰囲気とオーバーラップする。


右側の駐車場の部分も元は貨物ヤードだったのかな。


着色したのでない、自然の土の色。美しいなぁ。


駅前広場も理想的でパーフェクト!
正面の道を下ると長良川に平行した道に面し、道沿いに集落がある。ちょっとうろつこう。


川に向かってプツリと切れた道があった。何だこれは!?その下は美しい石積み。


それは大雨で流された吉田橋の跡らしく、取付道路と橋台だけが残っている。
対岸の橋台は川面から道路の高さまで台形に丸石がみっしり!!見事というほかない。

そばには平成16年の台風の時の氾濫水位を記した標が立っていた。それは道路に立つ私の
胸の高さぐらいあり、驚かされる。そのあと数十メートル先に新しい新吉田橋が造られた。

河原に半ば埋もれていた古い堤防も、枕大の丸石を丁寧に積み上げたもの。コンクリートよりも
石なのである。



さてまた列車に乗り、美並苅安駅で下車。うわ~ここもいいねぇ。
しかし・・・何だかこの駅で降りた途端、花粉症がMAXに!!


こんな小さな駅なんだが、駅舎には丸通工芸という会社の事務所が入居していて、駅前一帯
その会社の作業場のよう。駅前でフォークリフトが作業中。犬も一緒に乗って、のどか。。。


待合室は丸通工芸の入居によって少し狭められたようだ。
ストーブは割と新しそうなものだが雰囲気がぴったり。古くなったので置き換えたのかもしれない。
ここで火を焚いたら暖かいだろうな!


田んぼの真ん中にあるこの駅、駅前に喫茶店、少し歩いたらパン屋とよろず屋、ホームセンターまで
あって、もう黄昏かけていたがようやく食べ物をGET。
この小さな美並苅安の駅前が関の駅前よりも便利だなんて、あぁ分からないものである。


続く

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